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宮城県の通信制高校について
宮城県は、東北地方のなかでも通信制高校・サポート校が多く開設されている地域です。多くが仙台市に集中しているものの、2024年には気仙沼市にも私立通信制高校が新設されています。また、全国にキャンパスを展開している『飛鳥未来きずな高校』の本校が登米郡にあり、希望者はそこで3泊4日の集中スクーリングに参加できます。そこでは農業体験をはじめ、トラクター運転など稲作が盛んな宮城県ならではの体験や、東日本大震災による被害を知って、防災意識を高める震災学習ができる場となっています。
スクーリングは単位取得の必須条件です。広域性の通信制高校の中には、飛鳥未来きずな高校のように宿泊型の集中スクーリングが実施されるケースも多くあります。これから通信制高校に入りたいと考えている方は、事前にスクーリングの頻度や場所、期間、宿泊の有無などを調べておくと、入学後の不安やギャップを減らせるのではないでしょうか。
宮城県の通信制高校 概要(令和5年度)
- 学校数
- 4校(公立:1校 私立:3校)
- 在籍生徒数
- 5,743人(公立:1,089人 私立:4,654人)
- 新入学生徒数
- 1,965人(公立:292人 私立:1,673人)
- 不登校生徒数
- 2,635人
高等学校等就学支援金
支給型国公私立問わず、高等学校等に通う所得等要件を満たす世帯(※年収約910万円未満の世帯)の生徒に対して、授業料に充てるため、国において高等学校等就学支援金を支給。
学び直し支援金
支給型国公私立問わず、高等学校等を中途退学した後に学び直す生徒に対して、都道府県が就学支援金の支給期間(通信制の場合は最長48月)終了後も、卒業まで継続(通信制の場合は最長24月)して授業料に係る支援金を支給する場合に、国が所要額を補助する形で支給。
宮城県私立高校生等奨学給付金
支給型県内に住所を有し、私立の高等学校等に在学、非課税世帯(生活保護受給世帯を含む)、家計が急変した世帯の生徒に対して支給。
宮城県私立高等学校等就学支援補助金(上乗せ補助)
支給型保護者が県内に住所を有する、県内の私立高等学校等に在籍、就学支援金を受給者、保護者等の収入が一定の基準を下回る世帯の生徒に対して支給。
高等学校等育英奨学資金
貸与型高等学校に在学、または翌年4月に高等学校に進学予定、学力及び資質が優れていると認められる、経済的理由により修学が困難、他、家計が急変した世帯の生徒に対して貸与。
被災生徒奨学資金
貸与型学校に在学し、満29歳に達した日以後の最初の3月31日までの間にある、福島県内の指定地域で東日本大震災により被災し,現在宮城県内に居住の生徒に対して貸与。
※支援金・助成金は、申請受付を終了している場合があります。詳しくは各都道府県・教育委員会・公益財団法人等にお問い合わせください。