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勇志国際高等学校は自然に囲まれた熊本県天草市に本校を構え、熊本、福岡、宮崎と千葉の4県に学習センターを設けています。どの学習センターにも通学生コースとネット生コースがあり、通学生は週1日から週5日まで目的に応じて通学日数を決定でき、年度途中でも変更可能です。
そして、特徴は両コース共通で自分専用のiPadを無償貸与し、オンデマンド(録画)授業とライブ配信授業を提供していること。しかも全教科に当校オリジナルの解説動画も用意しています。この仕組みによって、いつでも、どこでも、自分のペースで勉強でき、レポート作成に取り組めますし、レポートはオンラインで提出できます。
レポート提出は通信制高校を卒業するために不可欠なものです。全国的には提出できずに卒業をあきらめてしまう生徒もいますが、勇志国際高等学校ではネット生も通学生も一律に手厚いサポートを行い、ほとんどの生徒を卒業に導いています。視聴すればレポートができてしまう解説動画だけではなく、レポートの進捗状況を確認し、一人ひとりに合った声掛けに関しては、チャットツール「スラック」や電話で親身かつこまめに連絡します。登校時にも繰り返し学習支援を行っています。確実に卒業して自立の道をつくってあげることが生徒と保護者のためになると信じて日々サポートしています。実際、勇志国際高等学校には1,770名以上の生徒が在籍していますが、こうした手厚いフォローによって卒業率は97%近くに達しています。
学校を運営していくにあたり、私たちは高校という教育機関が何をやるべきかを考え、立派な日本人を育てることではないかという結論を出しました。道徳や歴史を学び、社会人になったらきちんと納税できる人間になってもらう。
そのために、通学生コースでは校則を厳しくしています。制服を着用し、頭髪は地毛、ピアスやアクセサリーはNGです。校則に対しても保護者からは「頭髪なんて自由でいいじゃないか、時代にそぐわない」という声をいただきますが、そうした自由を求めるならば他の学校の方が合っています。厳しい校則のおかげで勇志国際高等学校には落ち着いた雰囲気を好む生徒が集まり、校内の秩序も保たれています。落ち着いた環境で毎月のレポート提出を守り、成功体験を一つひとつ積み重ねられます。
通信制高校に通う生徒の中には、家庭の事情により進学ではなく就職を選ばなければならない生徒もいます。ただ、通信制高校全体で見ても就職率はそれほど高くありません。高校卒業後に就職する生徒のためにも、私たちは情報処理技能検定や日商簿記2級など社会に出て通用する技能・資格の取得を推奨。高校で身に付けた力で自活できる人間に成長してほしいと思っています。
勇志国際高等学校は落ち着いた秩序のある通信制高校です。この環境が合う生徒もいれば、合わない生徒もいるでしょう。ただ、この環境を好んでくれる生徒のために私たちは最大限のサポートを行います。最近は完全ネット学習のコースを設けている通信制高校も増えていますが、その中でも手厚いフォローを受けたい方にぜひ入学してほしいです。
学校法人青叡舎学院 勇志国際高等学校 副校長 今井 修