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ECC国際外語専門学校 高等部は、「英語が好き」「韓国語を学びたい」など自分の好きを強みにしながらグローバル社会に対応した国際力と人間力を身につけ、世界とつながりキャリアを切り拓く学校です。
本校は語学学習時間が一般的な高校の約2倍あります。好きな語学を学べる授業が多ければ、おのずと登校率が上がります。
また、語学を学ぶことによって、人との関係性も学んでいけます。特に英語は「I(私)」が主語となることが多く、自分を主人公に表現できる言語です。一方、韓国語は率直に意見を言い合うことが多いため、友達同士の会話でもストレートに自分の意見を言うことが可能となります。生徒たちは語学を通じて、自分の可能性を見つけ、新たな自分になれる時間が増えます。
現代の高校生は、リアルな会話よりもSNSを中心としたコミュニケーションに慣れ親しんでいる傾向があります。しかし、実社会では対面でのコミュニケーションが不可欠です。オンライン上では、しかも文字のやりとりでは、相手の感情の機微を十分に読み取ることができません。そこで、学校でリアルなコミュニケーションの機会を作る必要性を私たちは感じています。
本校では、少人数制を活かし、性格や考え方の異なる生徒同士が交流する機会を積極的に設けています。個性の違う相手と分かり合う経験は、実社会で必ず活きます。語学という「好き」を通して、実践的なコミュニケーション力を育むことが、本校の目指す教育です。
コロナ禍で学校に通えなかった経験をした生徒の中には、人との関わりが薄く、集団が苦手で、コミュニケーションを取ることに難しさを覚える生徒もいます。
そのため本校では、生徒とのコミュニケーションを可能な限り対面で行っています。少しでもリアルなコミュニケーションの機会を提供するためです。その上で、生徒主体の実践的なコミュニケーションの機会を増やすように様々な工夫をしています。
例えばクラスのルールを生徒たち自身が話し合って決めるようにしています。元気な挨拶をする、呼び捨てにするなどのルールを設定し、その後も最適なルールになるように改変していきます。みんなで、自発的に決めたルールだからこそ、自然と守れるようになります。
また、クラスの中での役割も明確にしています。例えば、「困っている人がいたら先生に伝える」といった役割を明確にすることで「告げ口」ではなく「報告」として認識されるようになります。このような取り組みを通じて、予期せぬ事態が起きた時も自分たちで解決策を考えられるようになる力を育みます。
こうした経験の積み重ねは、社会に出た際の対人関係の基礎となります。語学学習を通じて育まれる異文化理解の視点と、実践的なコミュニケーション能力の両輪が、生徒たちの世界観を広げていくのです。
英語や韓国語を話せるようになることももちろんですが、人間力を身につけることも大切です。語学は確かに重要なスキルですが、同時に学べる「自分の人生を自分で選択する力」の方が重要なのです。
生徒は、保護者や周囲の期待に応えようとするあまり、自分の本当の「好き」を見失っている可能性もあります。まずは自分がやりたいことや好きを見つけ、生徒と保護者でしっかり将来を考える時間が必要であると私たちは考えます。
そこで本校では、生徒から保護者への手紙を書く機会を設けるなど、家族と将来を考えるきっかけを作っています。「外国語が好き」という気持ちをきっかけに、保護者と向き合いながら自分の可能性を広げて見つける「好き」であれば、それが生徒たちの人生の道標になるはずです。
語学学習を通して、内側から湧き出る「好き」を見つけてください。