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「医学部に入って将来医者になりたいけれど、不登校で学力に自信がない」「通信制高校からの医学部受験は面接で不利になるのでは...」と不安な気持ちを抱えている人も多いと思います。そこで、医学部受験予備校での勤務経験もあるゴールフリー高等学院の森川学院長に、通信制高校からの医学部受験は不利なのかについてお話を伺いました。
医学部受験の難しさはやはり、圧倒的な勉強量と知識量が必要だということです。共通テスト9割を突破する学力を身につけた上で、各医学部に合わせた対策をするためには体力と精神力も必要になります。また、医学部受験生を教えられる先生が少ないのも医学部受験を難しくしている一因です。県内1、2位の進学校でないと、医学部志望の生徒を十分に指導できない場合も少なくありません。
必ずしも不利ということはなく、むしろ通信制高校で学ぶことで医学部合格に近づける可能性もあります。全日制にも通信制にも、以下のようなメリットがあります。
学校から課される圧倒的な課題量によって知識と体力・精神力が育てられます。また、クラスメイトで仲間意識を持って、互いに教え合うことで学力が伸びていきます。ただし、県内トップ1、2位の進学校に通っていること、医学部指導ができる先生がいることが前提です。
全日制のカリキュラムに縛られないため勉強時間が確保できます。また、自分の必要な科目に絞って対策することも可能です。全日制であっても県内1、2位の学校でなければ医学部対策は難しいので、通信制の方がむしろ医学部対策をしやすい場合もあります。
不利にはなりません。通信制だと医学部の面接対策ができない学校も多いので、そういう噂が流れているのかもしれません。ですが全日制か通信制かに関係なく「医者にとって必要なものはなにか」といった質問に答えられるかが大切です。また面接では「通信制に通った経験」「将来のビジョン」「医学部で何を学びたいか」について答える必要もあります。ゴールフリー高等学院では、医学部の面接対策も行っています。
学校は「通信制+医学部受験予備校」か「医学部受験対策ができる通信制・サポート校」を選ぶとよいでしょう。
「通信制+医学部受験予備校」に通う場合、通信制で卒業に必要な学習を最短で終らせて、予備校で医学部受験対策をする必要があります。その際、映像授業を実施している予備校を選びましょう。そうすることで自分の進度で医学部対策ができます。
「医学部受験対策ができる通信制・サポート校」に通う場合、数ⅢC、物理・化学を教えられる先生が常にいる学校を選びましょう。医学部受験に必須な科目を、基礎から医学部受験対策までワンストップで教えてもらえます。全日制・通信制問わずそういった学校は少ないので、入学前に十分確認しておきましょう。
医学部を受験する場合「自分の目的は何なのか」「目的のためにどこに所属すればいいのか」を自分で考えて決める必要があります。過去ではなく、今・将来を見据えて、目標までの最短距離を計りましょう。そして医学部受験対策ができる学校を探して、相談してみてください。