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通信制高校の学費に対する不安を抱える保護者は少なくありません。実際、学費の総額、就学支援金、学生ローンに関する問い合わせは非常に多いです。学校によっては、学費の詳細がパンフレットに記載されておらず、別途資料で確認しなければならないケースもあります。金銭面の不安を解消するためにも、事前に十分な情報収集が欠かせません。
※)オンライン学習コース+プラスONEオプションとはオンライン受講に加えて、週1日通学できるコースとなります。
・学費の項目名が学校によって変わるが内容に大きな差はない
・専門講座や行事への参加費用、PC購入費、制服代などがかかる場合もある
単位制が採用されることが多い通信制高校の学費の仕組みは、理解しにくいと感じる方が多いようです。全日制高校とは費用の表示や名目が異なるかもしれませんが、実際にかかる費用に大きな差はありません。特に、就学支援金は授業料に対して適応するので、学校ごとに異なる費用の表示方法についての問い合わせがよく寄せられます。例えば、ID学園高等学校のオンライン学習コースでは、基礎学費として授業料、スクーリング費用、教育充実費、教科書代がかかります。通学型の場合は、この基礎学費に登録費用とサポート費用、さらに3日登校または5日登校分の学費が追加されます。転入生の場合は、転入月によって費用が月割されるので、費用に若干の差異が生じます。信制高校の場合は、行事やオプションへの参加状況によって費用が変わりますし、専門講座のある学校ではその講座への参加費用も別途発生します。学校によって費用の見せ方が異なるので、総額を比較して、実際にかかる学費の高低を比べてみることをおすすめします。
通信制高校に通いたいけれど、学費が心配という方もいるかもしれません。しかし、お住まいの自治体によっては、学費を抑えるのに役立つさまざまな支援制度が用意されています。例えば、横浜市では前年度の成績によって毎月支援金が支給されます。こういった支援金は、「(自治体名) 高校支援金」と検索して、自分で申請しないと受け取れないものなので、ぜひ一度調べてみてください。また、分納に対応している学校もあります。さらに、ID学園高等学校の例をお話しすると、登校不安を抱えている生徒が「コースを増やしたい」と言ってくれると嬉しいので、コースの変更が可能で、差額分の返金にも対応しています。登校日数やオンライン学習コースなどを柔軟に選べるのも通信制高校の大きな魅力です。賢く学費を抑えるためには、ネットで情報を調べたり、学校の先生に相談したりしてみましょう。
通信制高校は、入学後に追加費用がかかることが多く、オプションなどの選択次第で発生する費用もあります。そのため、入学後にプラスでどのような費用がかかってくるかについて、事前にイメージを膨らませておくことをお勧めします。また、全日制高校と違って、通信制高校の方がアルバイトに充てられる時間は大幅に増えます。多くの通信制高校は立地が良い場所にあり、時給の高い仕事に就く機会も豊富なため、就学支援金さえ受け取れば、高校生のアルバイト代でオンライン学習コースの学費を賄える場合が多いです。また、通学スタイルの生徒の中にも、アルバイトをしながら学費を賄えている人はいます。登校が自由な学校では、アルバイトを終えてから学校に来て、昼に一度学校から抜けるといったスタイルの学校生活を送っている生徒もいます。学校に通いながら社会経験を積むことができるのも通信制高校ならではの魅力です。こういった点も考慮しながら、自分に合った学校を見つけてください。
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