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通信制高校はスクーリングの参加が必須ですが、普段は通学する必要がありません。ただ、通学することで一人では大変なレポートや学習のサポートをはじめ、受験指導や音楽・ダンスなどの専門的な指導も受けることができます。通信制高校では多くの課外活動が行われ、生徒の交流にも力を入れているので気の合う友人もできるはず。かつて人間関係のトラブルに巻き込まれたことがあっても、改めて青春も楽しみ、充実した高校生活を送れるはずです。
通信制高校の卒業要件を満たすには所定のスクーリングに参加しなければなりません。スクーリングとは、認可された会場で決まった授業を受けることです。スクーリングの出席にあたり、会場は学校によって異なります。完全ネット学習のコースでもスクーリングは必須です。
一方、通学コースとは所属する教室に通って授業を受けることをいいます。内容はレポート等の課題や検定取得、受験指導等、生徒の希望や教室の特徴によって様々です。スクーリング日に登校すれば、基本的に通学日数は任意です。週0日でも週5日でも構いません。普段から通っている学校やキャンパスがスクーリング会場になっていれば定期的に通うことでスクーリングも消化できます。
通学コースでは主に勉強やレポートのサポートを行っています。通学しなくてもレポートを提出してスクーリングに参加すれば卒業はできますが、一人でレポートを進めるのは難しいですし、学校で教わった方が学習効率も高まります。
また、学校によっては受験指導や音楽やダンスなど、専門的な指導を行っている所もあります。
それに、大学や専門学校に進学すれば毎日登校しなければなりません。個人的には、将来へのトレーニングも兼ねて学校に来てほしいと思っています。同世代の仲間と高校生活を楽しめるのは今だけです。学校でたくさんの思い出をつくってください。
通信制高校は全日制高校と比べても特別課外活動が幅広いのが特徴です。文化祭、音楽祭、体育祭、ゲーム大会、研修旅行、マナー研修、企業見学など多種多様です。課外活動に力を入れているのは卒業後のことを考えてほしいから。例えば、専門学校や大学は様々なジャンルの学校を見に行きます。また、企業もさまざまな業界を見学して職業体験を行います。そうして、「この学校で学びたい」「将来はこの仕事に就きたい」という気持ちを早い段階で持ってもらい、進路につなげたいと思っています。
また、課外活動を通して同じ趣味をもつ友人も増えていきます。文化祭のようにみんなで準備をしたり、ゲーム大会の練習をするだけでも仲は深まりますし、他のキャンパスの生徒とオンラインで対戦する際は一致団結します。勝てたらみんなで喜びを分かち合い、負けたらどこが悪かったのか反省して振り返り、試行錯誤することで成長にもつながります。
人間関係のトラブルが原因で通信制高校に来る生徒もいますが、「もう誰とも関わりたくない」という生徒はほとんどいません。通信制高校で気の合う友人を見つけ、青春を楽しんでください。