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鹿島学園高校は1989年に全日制を開設し、2004年に通信制を開設しました。通信制の鹿島学園高校の特徴は、学習支援等施設として22都府県に300以上の学習センター・キャンパスを抱えていることです。この数は全国トップクラス。もともとはスポーツ強豪校の全日制で怪我や問題によって退学せざるを得ない生徒の受け皿としてスタートしましたが、「このエリアにもつくってほしい」という反響が大きく、大学受験をしたい、ネイルを習いたいといった多様なニーズに対応していくうちにここまでの規模に成長しました。
現在では7,000名を超える生徒が在籍しており、さまざまな要望に応えながら提携校を増やし、エリアを拡大しています。
学習センター・キャンパスを全国に展開しているのは、専攻コースや通学・学習スタイルを生徒が選べるようにするためです。選択肢を増やすことで自分に合う学習センター・キャンパスを見つけてもらいたいと考えています。
キャンパス(提携校)ごとの違い
在籍している先生よって校内の雰囲気や不登校生徒への対応も変わるので、叶えたい夢や目標、学び方、そして自分の体調など、さまざまなことを考慮して多くの選択肢から自分に最適な学習センター・キャンパスを選んでください。自分に合ったキャンパスで高校生活を送りたいと考える中学3年生も増えているため、中学卒業後の進路として鹿島学園高校を志望する生徒も年々増加しています。
通信制高校としての課題を1つ挙げるなら、卒業間近になっても進路を決められない生徒がいることです。全日制と通信制の母体が同じため学園内で比較すると顕著ですが、全日制は浪人生を除くと進路決定率は100%。一方、通信制は約30%が進路未定です。この要因は、生徒の進路に対する危機意識が低いため。全日制の場合は毎日登校するのでどうしても進路の話が耳に入り、友人と話す機会もありますが、通信制では登校しない生徒もいるため他の生徒の状況もあまり分からず、進路決定が遅くなりがちなのです。これはすべての通信制高校に言えることですが、周囲と比較しないという通信制ならではの良さが進路については仇となっています。
鹿島学園高校では進路対策として3年前からキャリアサポートセンターを設けて改善を図っているところです。外部講師によるレクチャーや面接練習の講座をつくり、高校卒業後の進路を真剣に考える意識改革を行っています。
たくさんの選択肢をつくり進路対策に力を入れるのは、生徒一人ひとりの可能性を広げるため。あなたも鹿島学園高校で希望する高校生活を送り、将来について私たちと一緒に考えましょう。