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AIの発展はじめ、目まぐるしい社会の変化に伴い、今後求められるスキルは「問いを立てる力」と「行動力」に変わり始めています。2025年4月に新開校するHR高等学院では、従来の偏差値や学力偏重の教育ではなく、生徒一人ひとりのキャリア形成に大人が向き合うサポート校として生まれました。
特に重視しているのは「自ら人生を動かす力」と「次世代の社会を担う能力」の育成です。これらは総合型選抜入試での評価対象となるだけでなく、将来の進路選択や起業などにも活きる重要なスキルです。
京都大学溝上先生の研究でも明らかになっているように、高校2年生までの期間は、キャリア形成における重要な転換期となります。(*1)高校2年時の授業外学習や対人関係、キャリア意識が、大学1年時の資質・能力を含め、さまざまな側面における学習に影響を及ぼすと言われています。10代の特に大切なこの時期に、課外活動への積極的な参加や多様な人間関係の構築を通じて確かなキャリア観を育むことで、答えのない時代に必要な問題解決能力と行動力を培う基盤を作ります。
HR高等学院の特徴は「先生が教える」ではなく各分野のプロフェッショナルの大人が「向き合う」こと。実社会で活躍する大人たちとの交流を通じて、生徒たちは自分の将来像を具体的にイメージし、理想に向けた行動を起こす力を身につけていきます。
高卒資格の取得はもちろん、その先の人生も見据えたサポートを提供し、楽しく生きるための確かな土台作りを実現しています。
HR高等学院では、従来の教育者ではなく実際のビジネス現場で活躍してきた起業家や社内起業家育成プログラムで実際に起業家を育成している社会人がコーチとして生徒をサポートしています。生徒の自己決定力、行動力、問題解決能力の向上を目指します。
また、実践的なスキルの習得に重点を置いたカリキュラムを完備しています。
例えば「企業PBL」は日本を代表する企業の現場へ足を運び、インターンとして実際のビジネス課題に取り組む課題解決能力育成プログラムです。
さらに、シドニー大学やマンチェスター大学など、東京大学よりもランキングが上位の大学を含む多様な海外大進学も実現できる「海外学校推薦枠」もあります。(2025年QS世界大学ランキング。シドニー大学は18位、マンチェスター大学は34位。東京大学は32位。)
HR高等学院は、社会全体で生徒を育成するという理念のもと、実社会と密接に結びついた教育環境を提供し、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出します。
HR高等学院では、生徒の自己決定力を育むことが将来の幸せと成功への鍵だと考えています。神戸大学の研究でも明らかになっているように、(*2)社会が急速に変化する中で、自分で考え選択し、行動する力さえあればどんな生き方でも幸せになれます。
人から決められたもので失敗したら他責になりがちですが、自分で決めたことなら成功するまでがんばれるためです。
私たちができるのは自己決定の機会を豊富に設けることです。そして、生徒一人ひとりの考え方を尊重し、能力を伸ばすためのきめ細かなフォローと仕組みづくりに取り組んでいます。そうすることで生徒たちは自分の興味や適性を深く理解し、将来の進路を主体的に選択できるようになります。
HR高等学院の目標は、生徒たちが自己決定力を身につけ、社会に出てからも自信を持って自分らしい選択ができる人材に成長していくことです。
多様な進路の中から自分に合った道を見つけ、楽しく充実した人生を送って欲しい。自己決定力は、まさに将来への多様な出口に繋がります。
*1 参考文献情報
西村和雄.“所得や学歴より「自己決定」が幸福度を上げる”.神戸大学
https://www.kobe-u.ac.jp/ja/news/article/2018_08_30_01/
(参照:2018.08.31)
*2 参考文献情報
溝上慎一.高校生の半数の資質・能力は大学生になってもあまり変化しない.溝上慎一の教育論
http://smizok.net/education/subpages/a00013(transition2).html
(参照:2017.01.23)
株式会社RePlayce / iU 情報経営イノベーション専門職大学
株式会社RePlayce Co-Founder 代表取締役CEO / iU 情報経営イノベーション専門職大学 客員教授
山本 将裕