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現在、通信制高校は多様な学びの場として広がりを見せています。しかし、いまだに「不登校の生徒が通う場所」というイメージが根強く残っています。
ASO高等部では、生徒の「好き」を「得意」へと育てることで、自然と学校に行きたくなる、学びたくなる環境づくりを実践しています。麻生専門学校グループの強みを活かし、専門学校のノウハウで生徒一人ひとりの興味や才能を伸ばすことに力を入れているのです。
例えば、ゲームやイラストといった専門分野の学びを提供しています。入学した生徒の約7割が不登校を経験していますが、「ゲームが好き」「イラストを描くのが好き」という気持ちをきっかけに、実際には多くの生徒が毎日登校できるようになりました。「好き」を軸にした学びが、自然と前向きな一歩を後押ししているのです。
たとえばゲーム業界では、即戦力として活躍できるかどうかを重視する企業も増えているため、高校生のうちに専門スキルを身に付けることは非常に重要です。「好き」という気持ちを原動力に、不登校だった生徒が確かな技術力と自己管理能力を備えた即戦力となる人材を育成する。それが、ASO高等部が目指す教育です。
専門学校12校を運営する麻生専門学校グループだからこそ、高校生の段階から実践的な技術を段階的に習得できる環境を整備しています。さらに、日々の生活を記録し振り返るシステムがあるため、将来必要となる自己管理能力も磨けます。
基本的な授業は、午前中の専門分野の学びと、午後の選択授業で構成されています。講師は、シン・エヴァンゲリオン劇場版を手がけた株式会社プロジェクトスタジオQの現役クリエーターなど、第一線で活躍するプロフェッショナルたちです。また、CGやプログラミングなどのつまずきやすい分野でも、専門学校の教員が0からていねいにサポートしています。
ASO高等部を卒業後に専門学校に進学した生徒たちは、すでに基礎的な技術を習得していることで、入学時から第一線で活躍の幅を広げています。日産自動車のインターンシップに参加する学生や、ゲーム会社からスカウトを受ける学生など多彩です。「好き」を「得意」へと変える独自のカリキュラムで自信を持って先に進める力を育成しています。
ASO高等部では「ゲームが好き」という理由で入学した生徒が、実際のプログラミングやCGの学習を通じて「ゲームを作ることが好きなんだ」とやりたいことが明確になることがあります。それ以外の分野でも総合専門学校グループの強みを活かし、建築や公務員など、様々な進路の選択肢を提示できることも強みです。早い段階で自分の本当にやりたいことを見つけられる環境です。
また、担任教員、学校生活アドバイザー、臨床心理士の資格を持つ常駐カウンセラーなど、多角的なサポート体制で一人ひとりの成長を支えています。メンタルフィジカルチェックシステムを活用し、生徒が心と身体の状態の自己理解を深め、自己管理能力を身につけられるよう、きめ細やかなケアを行っています。
さらに、共通の「好き」を持つ仲間との出会いは、SNSだけでは得られない刺激となります。互いの実力や目標を知ることで、新たな挑戦へのモチベーションが生まれるのです。
将来に向けた夢を持ち、それに向かって自発的に取り組める人材。ASO高等部では「好き」という気持ちをきっかけに、共に学ぶ仲間と切磋琢磨しながら、学習面と精神面の両方からケアを行い、即戦力となる人材を育成しています。
学校法人麻生塾 ASO高等部・ASOポップカルチャー専門学校(高等課程) 校長代行 門司 哲也