アニメ、マンガ、イラストを高校で学び、最先端の分野で活躍しよう

PICKUP クリエイター

取材日:2024.12.11

クリエイターとして生きていくには

クリエイターとして生きていくには

アニメーター、漫画家、イラストレーターは一見、同じ「絵を描く仕事」に思えますが、実際には全く異なる職種です。しかし、近年ではpixivなどのイラストを投稿できるSNSの普及により、それぞれの業務内容の違いが不透明になってきています。誰でも気軽に作品を投稿して”いいね”をもらえ、「イラストレーターとして生きていける」と安易に考えてしまいがちです。

例えば、イラストレーターという職業一つをとっても、出版業界、デザイン業界、ゲーム業界など、活躍の場はさまざまです。共通するのは「依頼を受けて絵を描く」という点ですが、各分野で求められるスキルは大きく異なります。特にゲーム業界において、キャラクターデザインを手がけるイラストレーターになるには相当な画力が要求されます。

「絵が好き」という気持ちは大切ですが、プロとして活躍するための技術と知識が必要です。まずは各業界に必要なスキルなど、正しい情報を得てください。夢をかなえるための第一歩は、業界の現実を理解することから始まります。

クリエイターとして活躍の場を広げる時代

エンターテインメント業界は、デジタル技術やAIの進化により、大きく進化を遂げています。特にアニメ業界では、NetflixやAmazon Prime Videoなどの外資系配信会社の参入により、制作環境が大きく改善しました。かつては「ブラック」と言われた制作現場も、今では働きやすい環境へと生まれ変わり、クリエイターたちの活躍の場も大きく広がっています。充実した制作予算と柔軟な働き方で、より多くの若手クリエイターが夢をかなえられる業界へと発展しているのです。ゲーム業界も、スマートフォンやオンラインゲームの普及により、ビジネスとして確立されています。

「好き」という気持ちを原動力に専門スキルを極め、自分の意志をしっかり持って行動できる人材は、学歴に関係なく即戦力として歓迎されています。技術力はもちろん、コミュニケーション力や礼儀作法が身についていれば、クリエイターとしての活躍の場はさらに広がっていくでしょう。

通信制高校で描くことを極め、自分の価値を高めよう

通信制高校で描くことを極め、自分の価値を高めよう

イラストやアニメの世界では、描いた量がそのまま実力に直結します。「1万時間描けば、一定の画力が身につく」などと言われますが、全日制高校では、そこまでの時間を確保することは困難でしょう。

しかし、通信制高校なら柔軟なカリキュラムを生かして専門分野の学習に多くの時間を確保できます。特にアニメ業界では、若い日本人クリエイターの需要が高まっています。だからこそ早い段階から、基礎デッサンや人体の描き方など、プロの指導のもと体系的に学び始めましょう。

また、同じ目標を持つ仲間との出会いも経験してください。毎日学校に通い、共に学ぶ仲間たちと直接触れ合うことで、さまざまな技術レベルや表現方法に出会えます。SNSでの「いいね」だけでは分からない、リアルな実力の差を知ることができるのです。そうして自分の立ち位置が明確になり、「次はあのレベルを目指そう」という具体的な目標も見えてきます。

「絵を描くこと」を通じて、技術を磨き、自分の価値を高めていければ、「好き」は確実に「得意」へと変わっていきます。仲間と切磋琢磨しながら成長できる通信制高校で、あなたもクリエイターとしての第一歩を踏み出してみませんか。

門司 哲也
サポート校

学校法人麻生塾 ASO高等部・ASOポップカルチャー専門学校(高等課程)

校長代行

門司 哲也

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