通信制高校で学べる調理や製菓スキルがあなたの将来を彩る

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調理実習ではない、「食」を通して学べること

通信制高校の調理・製菓コースと聞くと、調理実習をイメージする人が多いと思いますが、通信制高校で学べることはそれだけではありません。食の歴史やマナー、物価の変動に関する経済知識、食材の産地や生産に適した気候などについて、幅広く学ぶことができるコースです。また、包丁の研ぎ方といった日常生活でも役立つスキルも学べます。

調理実習ではない、「食」を通して学べること

コースを専攻している生徒には、食や料理への興味から調理・製菓を本格的に学んでみたいと考える生徒もいれば、置かれている家庭環境が影響して「忙しい親に代わって料理を作りたい」という気持ちが学びの動機になっている生徒もいます。

また調理・製菓コースでは、コミュニケーションスキルを学ぶことも可能です。調理実習では、作業の分担や協力が必要不可欠であるため、生徒同士がコミュニケーションを取り合いながら他者への関わり方を学べます。また、完成した料理を一緒に食べることも多いのでクラスの一体感が生まれ、生徒同士の絆も深まっていくケースが多くあります。

プロの先生から学ぶ調理技術が仲間の輪を広げる

調理・製菓を本格的に学べる場として高等専修学校もありますが、高等専修学校の場合は卒業後の進路は主に飲食業界での就職となります。一方で、通信制高校の調理・製菓コースでは、就職を目指した専門スキルだけを習得していくわけではありません。当校では調理や製菓に関する幅広い知識を学びながら、将来の進路について考えるきっかけを作ることを目指しています。

高校生のうちにやりたいことに挑戦する経験は、進路を決める際の貴重な判断材料になるでしょう。実際に当コースで学んだ後で調理の専門学校に進む生徒もいますし、異なる分野でやりたいことを見つける生徒もいます。

また、本校を含む多くの通信制高校では、少人数制で生徒に寄り添いながら授業を行っています。少人数制の授業では、一人ひとりの意見を聞きながら授業を展開でき、生徒が主体的に授業に参加しやすい環境です。本校では、生徒の意見をその都度カリキュラムに反映しながら授業を実施していきます。

さらに、学びを通じて成長した姿をしっかりと目に見える形にできることも、本コースの特徴です。コースの最終段階では、家族を招待し自分で作った料理を提供することで、自分自身が成長した姿を直接保護者に見てもらう機会を設けています。

プロの先生から学ぶ調理技術が仲間の輪を広げる

身に付けた調理技術は人生で必ず役立つ

もし、調理や製菓に関わる進路に興味があるのであれば、まずは挑戦してみてください。実際に学んでみないと、自分に向いているかどうかが分かりません。調理の専門学校に進学すると、就職先は飲食業界が中心となるため、将来の選択肢は狭まります。専門学校に行ってから「思っていたのと違う」と感じるよりは、高校生のうちから自分に適しているかどうかを考えるきっかけにしてほしいです。

将来的に調理の道に進まないとしても、調理の知識や技術は一人暮らしや結婚後の生活でも活かせるスキルなので、一生の財産となります。通信制高校の自由なカリキュラムを活かして、自分がやりたいことを見つけてみてください。

山本 友理
通信制高校

ヒューマンキャンパス高校 秋葉原学習センター 入試広報部

教師

山本 友理

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