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通信制高校の鉄道コースは、鉄道について幅広く学んでいくコースです。車両の仕組みやメンテナンスの方法などの専門知識はもちろん、鉄道の歴史や鉄道走行エリアの地生態学、駅弁についてなど、鉄道に関するさまざまなことを学ぶことができます。また、事故防止や安全対策についても学び、鉄道が抱える社会課題やインフラとしての役割についても理解を深められるコースです。
鉄道が学べるコースがある通信制高校は全国でも珍しく、鉄道が好きな気持ちから他県からわざわざ通っている生徒も少なくありません。また鉄道コースを専攻する生徒は純粋に鉄道が好きな学生ばかりですが、乗り鉄・撮り鉄・音鉄など、それぞれが異なる視点から鉄道の魅力を感じているようです。
鉄道コースを専攻するメリットとして、鉄道という好きなことを学ぶ過程で、将来の目標が明確になっていくという点が挙げられます。そして、目標ができることは勉強を頑張ろうとするモチベーションになります。実際に、鉄道会社での就職を目指し、その夢をかなえるために勉強に励んでいる生徒もいます。
近年はインバウンドで海外から訪れる観光客の方が増えているため、鉄道会社でも対応のために英語力が求められています。また、鉄道に携わる技術職は安全性に直結する重要な職種であるため、一般教養に関しても高いレベルの基礎知識が求められます。
当校の鉄道コースでは、専門レベルの内容を高校生でも分かりやすいように教えています。高校生という早い段階から鉄道の専門的な内容に触れていきながら、高校卒業後の進路を決めてほしいです。卒業後の進路は、鉄道の専門学校に進みたいと考える生徒が多いですが、大学進学を希望する生徒もいます。
鉄道業界は魅力的な業界である一方で、就職先が限られてくる狭き道でもあります。そのため、「好きだから、その学校にする」という気持ちだけで進路を決めるのでなく、まずは実際に体験することで自分に適性があるかを見極めてほしいです。自分の目で見て感じることで、入学後のギャップがより少なくなるでしょう。鉄道について本格的に学んでみたいのであれば、ぜひ鉄道コースを検討してみてください。
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