メインメニュー
課題 | 解決策 | |
---|---|---|
大学進学希望者 | 授業以外の時間でどれだけ勉強するか | オンライン学習で効率よく学習、受験に特化した勉強に時間を確保する |
転編生 | 転入時期、不登校状況によっては学び直しが必要 | オンライン学習なら学習進度、理解度に合わせてカスタマイズが可能 |
学校とは「登校して授業を受ける場所」と思っている方がほとんどだと思います。ただ、健康への不安、心身の不調、集団生活が苦手な生徒は毎日登校して授業を受けることは難しく、オンライン学習なら時間と場所を選ばず自分のペースで学ぶことができます。つまり、通信制高校に入学する生徒の特性とオンライン学習はとても相性が良いのです。
対面による一斉授業と違い、「どの科目をどの単元から学ぶか」といったカスタマイズも自分でできるので、大学進学を希望する生徒や転編入する生徒など、1人ひとりの異なるニーズに応えられるのもオンライン学習ならではのメリットと言えるでしょう。
とはいえ、オンライン学習にも課題がないわけではありません。課題として最初に挙がるのは、生徒が継続して学習を続けられるかどうかです。通学しないため先生からの監視がなく、勉強への強制力が働きにくい、という面があります。瑞穂MSC高等学校では月に1度のペースで担任が面談し、レポート強化週間などを設けて学習の進捗をフォローしていますが、授業動画をブラッシュアップして質の高い学習を提供していくことも大切だと感じています。
また、登校しないことで生徒の居場所が家庭だけになりがちです。そのため、オンライン上や学習拠点など家庭以外の居場所づくりにも留意する必要があります。
オンライン学習の場合、「どこまで生徒をサポートできるのか」と不安視される方もいます。サポート面についても多くの通信制高校がチャットでいつでも相談できる体制を整えていますし、瑞穂MSC高校でもさまざまな制度・仕組みを用意しています。
生徒が安心して学べるよう、担任は皆さんが選択できます。先生の自己紹介動画を見たり、オープンキャンパスや個別面談で話した上で、入学前に自分が相談しやすい先生を選ぶことができます。
クラスに副担任も付き、学習面から人間関係の構築まで手厚くフォローしています。特に交友関係でつまずかないよう、まずは先生との関係構築を目指しています。
瑞穂MSC高校は医学アカデミーが母体であるため、医療系に強いのが特徴です。看護師資格をもつ養護教諭と臨床心理士は生徒と保護者をどちらもケアしており、起立性調節障害や色覚異常などの相談にも対応しています。
話をしたい時は仮想空間ですぐに相談できる環境を整えています。生徒対象に毎週火曜・金曜に開室するほか、隔週金曜日には保護者向けにも開室し、気軽に相談できる場所があるため多くの生徒に利用してもらっています。
オンラインにおけるこうした制度・仕組みの良いところは、先生に話しかける不安から解放され、質問するハードルが下がることです。「子どもの頃は職員室に入るのが怖かった」という経験をした保護者もいると思いますが、オンラインには職員室がないので生徒は年上の先生にも気軽に話せるようになります。
そして、生徒の心のケアをしっかり行うことで自学自習という通信制高校特有の学習方法に対しても不安を取り除くことができるのです。
進路指導室では、進路に関する相談や就職・受験に関する情報提供はもちろん、生徒の参加できるイベントや、生徒・保護者対象の説明会まで、様々な行事をおこないます。各担任とも常に連携を取っていますので、担任面談を通しても進路情報を聞くことが可能です。生徒や保護者の皆様が相談しやすい進路指導室を目指しています。
オンライン学習ができる通信制高校は多くありますが、学校選びのポイントは「先生がどれだけ生徒1人ひとりに向き合ってくれるか」です。担任の先生が受け持つ生徒数により、先生が生徒に割ける時間は変わります。生徒数や規模感を確かめ、「この学校ならしっかり向き合ってくれそうだ」と思えた学校を選んでください。
全日制高校では時間や場所が固定されます。しかし、オンライン学習をベースとしている通信制高校なら新たな環境と学習スタイルで勉強と向き合い、大学進学や学び直しなど自分の目的に応じて勉強を組み立てることができます。苦手な科目があっても基礎から学び直して大学受験に挑むことも可能です。何事にも柔軟に取り組める通信制高校で自分のやりたいことを叶えてください。