通信制高校の学び直しや授業内容を徹底解説

PICKUP 通信制高校 学び直し

通信制高校なら「学び直し」のニーズに応えられる

通信制高校には不登校経験者が多数在籍しています。不登校になると学校で授業を受ける機会が減ってしまうため、もう一度登校できるようになっても「勉強についていけるのだろうか?」という不安を抱えている生徒がたくさんいます。多感な時期を迎えている高校生からは、不安があれば1つでも多く取り除くことが大切です。そのため、通信制高校では学び直しを重要視しています。

通信制高校なら「学び直し」のニーズに応えられる

通信制高校ではカリキュラムの自由度が高く、生徒のニーズによって学び直しの時間を組み込むことができます。
「高校で勉強したい」「できれば中学の勉強から学び直しをしたい」といった生徒の意思に応えられるのが通信制高校の魅力です。

レポートは自学自習。授業で知識を肉付けする

レポートは自学自習。授業で知識を肉付けする

明聖高等学校の場合、一日の日課や授業の流れは全日制高校とほぼ同じです。特色は、朝のホームルームのあとに「リラーンタイム」という学び直しの時間を設け、小学校高学年~中学校レベルの教材を用いて自主学習を行います。自分のペースで取り組めますので教材をしっかり理解していればどんどん先に進み、抜けや苦手な部分を発見したら先生に聞きながらじっくり取り組みます。
通信制高校ではレポート学習が一般的ですが、明聖高等学校ではレポートはあくまで自学自習するものと位置づけ、授業で知識の肉付けを行っています。例えば、国語で芥川龍之介の『羅生門』を取り上げている時、レポートでは作者の名前や漢字の穴埋め問題を解き、授業では「主人公の考え」や「作者の想い」などのプラスαを解説します。

尚、授業内容や学び直しなどのサポート度合いは学校によって異なり、学校の特色や教員数によってはレポート指導を中心に行っている学校もあります。生徒数に対して教員数が多いほど手厚いサポートを受けることができるので、学び直しを希望する場合は生徒数と教員数の割合にも注目してみてください。

基礎学力が身に付いたら、将来に繋がる授業を選択しよう

学力に不安があっても、随時見直しをしながら学べる環境が通信制高校にはあります。学び直しの時間をカリキュラムに組み込んでいる学校もあるので、不登校経験などがあって勉強についていけるか不安な場合は「どうやって学び直しができるか」を入学前に確認しておくと良いでしょう。 基礎学力が身に付いたら、さらに自分の興味や趣味の幅を広げられる授業や専門性を深められる授業等を選択し、教養を高めることが、将来の選択肢を広げてくれます。自分にとって何がプラスになるのかを考え、実現できる学校を選んでください。

基礎学力が身に付いたら、将来に繋がる授業を選択しよう
吉澤 信二
通信制高校

学校法人花沢学園 明聖高等学校

教頭・国語科教諭

吉澤 信二

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