通信制高校でジュエリーを学ぶとどうなる?何になれる?

PICKUP モノづくり スキル獲得

ダンスやデザイン、プログラミング、eスポーツなど、通信制高校には生徒のやりたいことを重視したさまざまなコースが設けられ、中にはジュエリーのデザイン(製図)やクラフト(制作)を学べる学校もあります。
ジュエリーをつくるには専門的な機械や工具が必要なので学べる学校は多くありませんが、ジュエリーやモノづくりに興味がある生徒にとっては高校生のうちからスキルを磨けるメリットがあります。今回は、ジュエリー業界のことから将来的にどのような道があるのかまで、『日本宝飾クラフト学院』の深谷真太郎先生にお話しを伺いました。

プロフェッショナルの仕事がつながり、憧れのジュエリーが誕生する

ジュエリーと聞いて中高生のみなさんはどのようなイメージを抱くでしょうか。「キラキラしている」「キレイ」「高そう」といった印象が強いかもしれませんが、指や首元でキラキラと輝くジュエリーは3つの工程を経て完成し、店頭に並びます。

まず、ジュエリーデザイナーがこれからつくるジュエリーのコンセプトを決め、デザイン画を作成します。デザイナーがつくった平面のデザイン画をもとに、人が装着するモノとして立体にするのがジュエリークリエイターと呼ばれる職人やCADオペレーターです。そして、最後に職人が宝石を留めてきれいに仕上げて、ジュエリーは完成します。

ジュエリーのニーズは依然として高いものの、専門性の高さから業界全体で慢性的な人手不足が続いています。特に加工職人のなり手が少ないのが実情です。ただ、人手不足だからこそ若いうちから経験を積めば次世代の担い手として活躍できるかもしれません。

ジュエリー業界で活躍するための第一歩は、「モノづくりが好き」という想い

国内のジュエリー業界を見渡すと、近年はオンラインやインバウンドの需要も増えており、和のテイストをもつジュエリーは海外でも人気が高いです。また、海外の景気に頼らず国内需要を呼び起こすためにも若い人たちには新しい発想とアイデアを発揮してジュエリーづくりに挑んでほしいと思っています。

『日本宝飾クラフト学院』には高校生から社会人まで幅広い年齢層の人が通っていますが、年齢を問わず共通しているのは「モノづくりが好き」という情熱を持っていること。卒業後はプロのジュエリーデザイナーやクリエイターを目指したり、宝石学の資格取得をしたり、独立して開業したり、さまざまな可能性が広がります。
高校生のうちからモノづくりを学ぶことで技術的に成長するだけではなく、不登校だった生徒がモノづくりの楽しさを知って登校できるようになった例もあるので、ジュエリーやモノづくりに興味があればチャレンジできる通信制高校に相談してください。

自分の想いがカタチになり、手に取ってもらえる。それがモノづくりの喜び

ジュエリー業界で働くと、自分のオリジナル商品や作り上げたモノを販売する面白さを感じられます。例えば、ジュエリーデザイナーは自分の考えたデザインやデザインに込めた想いが商品としてカタチになり、その商品を手に取ってもらえた時に喜びを得られます。クラフトマンは依頼されたものをコツコツと作り上げる楽しさとモノづくりの醍醐味を味わえるはずです。また、スクールで学べばジュエリー・アクセサリー・宝石に関連する資格や技能検定を取得できるので進路の選択肢も広がります。卒業後に独立して海外で活躍している生徒もいるので、「どうせ自分にはできないだろう」と思うのではなく、「自分にもできるかもしれない」と考えて、興味のあること、好きなことができる通信制高校に入学してください。

ジュエリーをはじめモノづくりが学べる通信制高校ではプロの講師からプロを目指せる知識とスキルを学ぶことができます。スキルの習熟度を左右するのは「集中して授業を受けられるか」という一点で、集中するためにも「ジュエリーが好き」「モノづくりが好き」という想いが大切になります。
一方、情熱さえあれば可能性はどんどん広がっていきます。不登校経験があってもモノづくりの楽しさから学校生活を楽しめるようになり、社会で活躍するベースを築けるはずです。

深谷 真太郎
サポート校

日本宝飾クラフト学院 高等部

学務部長

深谷 真太郎

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