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全日制高校に比べれば校則がそこまで厳しくない通信制高校。制服のアレンジや髪染め、メイクなどの自由度は学校ごとに異なり、100校あれば100種類の校則があるそうです。ただ、校則が厳しいから落ち着いている、自由度が高いから明るく元気とも言えず、校則と学校の雰囲気は必ずしも一致しないため、個別相談会やオープンキャンパスに参加して自分の目で確かめてください。最も大切なのは自分が通いたいと思える学校に通うこと。校則と学校の雰囲気について勇志国際高等学校の今井先生に解説していただきました。
全日制高校に比べると、通信制高校は校則がそこまで厳しくないイメージがあるのではないでしょうか。確かに通信制高校の方が校則の自由度は高い傾向にあります。しかし、どこの通信制高校にも必要最低限の校則はあり、学校によっては厳しい校則を設けているところもあります。
制服の有無や着こなしの許容範囲、髪染め・メイク・ネイル・ピアスなどのアクセサリーの自由度は学校ごとに異なり、100校あれば100種類の校則があると言えます。そのため、「通信制高校だから校則はゆるいだろう」と一様に考えず、どのような校則が定められているのか入学前に確認しておきましょう。
校則が厳しいと校内の雰囲気も落ち着いて静かなのだろうと思うかもしれませんが、これもそうとは言えません。校則が厳しくても明るく元気な雰囲気の学校はありますし、校則の自由度が高くても授業中は私語をせずみんな真面目に勉強に取り組む学校もあります。校則と学校の雰囲気は連動していない、ということを覚えておいてください。
この組み合わせにより校風は変わります。校風を知るには普段の生徒たちを見ることが一番です。個別相談会やオープンキャンパス参加し、自分の目で直接確かめてください。
最も大切なのは自分が通いたいと思える学校に通うことです。大人しい生徒が元気な雰囲気の学校に行ってはいけないルールなんてありません。それに、規律を重視する環境でも、自由度の高い環境でも、どちらでも社会性を育むことはできます。
通信制高校は、校則も、雰囲気も、特徴も、本当に多種多様です。だからこそ自分に合う学校を見つけ、入学してください。