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高卒資格は「高等学校卒業資格」と表記され、高校の卒業資格となります。一方、高卒認定は「高等学校卒業程度認定試験」と表記され、高校程度の学力を認定する制度です。学生の方であれば、基本的には高卒資格の取得をオススメしますが、学力が極めて高い方や社会人の方は高卒認定が良い場合もあります。最終学歴や取得方法の違いをはじめ、高卒認定のメリット・デメリットも解説していますので、どちらの資格を取得しようか迷っている方は参考にしてください。
「高卒資格と高卒認定は違うのですか?」と質問されることがあります。いろいろと異なる部分はありますが、ここでは分かりやすく図表にして紹介します。
まず、高卒資格と高卒認定は取得方法と学歴が違います。
高卒資格と高卒認定の共通点は、「大学を受験できる権利」と「高卒条件がある資格試験を受験できる権利」です。
例えば、すでに社会人として働きながらも学歴が中卒で、これから大学で勉強したいと思っている方は高校に通う時間がないでしょうから高卒認定を目指すべきでしょう。
一方、まだ学生の方はいち早く高卒認定を取っても大学受験の年齢制限(満18歳)に引っかかるため、時間をかけても高卒資格を目指すべきです。
大学受験に合格して卒業すれば学歴は大卒となり、専門学校を卒業すれば専門卒となり、中卒も高卒も上書きされます。では、通学しなくても良い高卒認定の方がよりメリットが大きいのでしょうか。デメリットと合わせて見てみましょう。
資格を取る際や就職する際に「高卒以上」という学歴条件を提示されることはたくさんあります。中卒で居続けることのデメリットが大きいため、できれば高校に通い「高卒資格」を取得しましょう。高卒資格さえあれば、高校卒業後に大学に行きたいと思った時もスムーズに受験できます。
ただ、先ほどもお伝えしたようにすでに社会人の方や、東大・京大などの超難関大学に挑める学力を有している方は高卒認定を目指しても良いでしょう。高校に通わなければならない時間を仕事や塾での勉強に充てた方が得られるものが大きいはずです。
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