ココが知りたい!通信制高校でも友達はできる?恋愛できる?

PICKUP 通信制高校 友達

高校では友達をつくり、彼氏・彼女と恋愛したいと思う人も当然いると思います。通信制高校では、友達づくりが苦手な人にも先生が後押ししてくれたり、文化祭や体育祭などのイベントを通して仲良くなることもできます。逆に、友達をつくりたくないと思ってもOK。全日制高校と違って、嫌なことや興味のないことを強制されないのも通信制高校の良いところです。ただ、社会に出れば最低限のコミュニケーションが必要になるため、少しずつ将来のために人間関係を築く練習をしてみてください。

友達の作り方を忘れていても大丈夫!通信制高校なら先生が後押ししてくれる

友達の作り方を忘れていても大丈夫!通信制高校なら先生が後押ししてくれる

「高校では気の合う友達をつくり、学校生活を楽しみたい」と思っているなら、入学前にその学校の通学スタイルを確認しておきましょう。通信制高校の場合、学校によっては自由に登校日数を選べますが、「友達をつくる」という点に関しては、やはり顔を合わせる機会が多い週3日以上の通学コースが有利。毎日のように会って話せる方が、やはり仲良くなりやすい傾向にあります。ただ、登校日数の少ないコースでは友達ができない、ということではありません。会う機会が少ないなら、みんなで顔と名前を覚え合うグループワークを行うなど、先生たちがコミュニケーションを図るきっかけを作ってくれます

また、クラス授業で学ぶ全日制高校は「先生1人と生徒30人」のコミュニケーションになりがちですが、各々が自分のペースで学ぶ通信制高校は「先生と生徒1:1のコミュニケーションが30通りある」イメージです。先生も生徒1人ひとりの個性を把握しやすく、イベント時には気が合いそうな生徒を同じグループにしたり、さまざまな方法で友達づくりを後押ししています。「不登校の期間が長く、友達の作り方を忘れてしまった…」という場合でも、通信制高校なら心配いりません。

イベントの多い学校なら、友達はもちろん彼氏・彼女もできるかも!?

イベントの多い学校なら、友達はもちろん彼氏・彼女もできるかも!?

これは全日制高校も通信制高校も同じでしょうが、文化祭や体育祭などの学校行事は仲良くなりやすいイベントです。「どんなことをしようか」と一緒に考えるだけでも生徒間のコミュニケーションは活発になりますし、文化祭の準備をしていているうちに仲良くなり、文化祭が終わった後も放課後に一緒に遊びにいくような関係を築く生徒は毎年たくさんいます。また、中には付き合い始める生徒も。「高校では恋愛したい!彼氏・彼女をつくりたい!」と思っているなら、イベントの多い学校を探してみるのも一つの方法かもしれません。 

敢えて友達をつくる必要はない。でも、将来のためにつくる練習はしておこう

敢えて友達をつくる必要はない。でも、将来のためにつくる練習はしておこう

通信制高校は先生の後押しもあって友達がつくりやすい環境ですが、一方で「友達をつくりたくない」という生徒も一定数在籍しています。スポーツや芸能のトレーニングに励んでいたり、将来の目標のためにアルバイトを頑張っていたり、通信制高校にはいろいろな生徒がいるので「どうしても友達をつくらなければならない」という強迫観念に襲われることもありません。1年間は絶対に同じクラスで学ぶ全日制高校と違い、自分のタイミングでいつでも逃げることができ、嫌なことや興味のないことは強制されないのも通信制高校の良いところです。

ただ、社会に出ればどのような形であれ人とのコミュニケーションが必ず発生します。いまは友達をつくりたくないと思っていても、「将来のために人間関係を築く練習をする」という感覚で通信制高校を選んでも良いのではないでしょうか。

佐々木 康人
通信制高校

学校法人三幸学園 飛鳥未来高等学校 横浜関内キャンパス

キャンパス長

佐々木 康人