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奈良県の通信制高校について
奈良県は奈良市や大和郡山市を含む「大和平野地域」、宇陀市を中心とする「大和高原地域」、大部分が山岳地帯である「五条・吉野地域」の3エリアに分けられます。公立の『大和中央高等学校』は大和郡山市にありますが、私立の通信制高校とサポート校も人口の多い大和平野地域に集まっており、宇陀市にある『日本教育学院高等学校』以外の9校はすべて大和平野地域にあります。また、奈良県には通信制高校の中では珍しい女子高があり、『奈良女子高等学校』が奈良市にあります。
通信制高校とサポート校の数は多くありませんが、奈良―大阪間は電車で50分程度のため通学圏内と言えます。大阪府には通信制高校とサポート校が95校もあるため、通学圏内にお住まいの方は大阪府の学校を検討しても良いでしょう。「大学進学や就職など将来を見据えると通信制高校にはデメリットが多い」という意見がいまだにありますが、通信制高校の生徒は総合型選抜(旧AO入試)に強く、大学合格率は高まっています。自分のやりたいことにチャレンジできるのが通信制高校の魅力であり、そのチャレンジは推薦入試の強みとなります。口コミや人気ランキングに惑わされず、自分で各学校の特色を確かめてから自分に合っている学校を見つけてください。
奈良県の通信制高校 概要(2022年)
- 学校数
- 5校(公立:1校 私立:4校)
- 在籍生徒数
- 8,668人(公立:297人 私立:8,371人)
- 新入学生徒数
- 3,599人(公立:116人 私立:3,483人)
- 不登校生徒数
- 1,278人
高等学校等就学支援金
支給型国公私立問わず、高等学校等に通う所得等要件を満たす世帯(※年収約910万円未満の世帯)の生徒に対して、授業料に充てるため、国において高等学校等就学支援金を支給。
高等学校等授業料軽減補助金
支給型保護者等が奈良県内在住、対象校:県内私立の高等学校(全日制・定時制・通信制(奈良県認可の県内設置校のみ))、中等教育学校後期課程、専修学校高等課程の生徒に対して支給。
高校生等奨学給付金
支給型保護者・親権者等の全員の道府県民税所得割額と市町村民税所得割額が非課税(0円)の生徒に対して支給。