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保護者向け通信制高校の選び方

転入・編入

もし子どもが留年したら、通信制高校への編入も検討してみよう

※掲載情報につきましては、内容が変更されている場合もございます。詳しくは各キャンパスにご確認ください。 ※キャンパスごとに内容が異なる場合がありますので、詳しくは各キャンパスにご確認ください。

2018年11月08日(木)

この記事を読んでいる方の中には、病気で出席日数が足りなかった、必要な単位が取得できなかった…といったさまざまな理由で、留年してしまったお子さんをお持ちの保護者の皆さんも多くいらっしゃると思います。もし全日制高校での留年が確定したら、1学年下の子と一緒に勉強をしなければなりません。結局退学や不登校になってしまうケースもよく耳にします。そんな事態を防ぐために「通信制高校への編入」という選択肢について、解説していきましょう。

留年してしまった…通信制高校への転入・編入は可能?

全日制高校で留年するかどうかは、テストの成績と、出席日数を基準に判断されるのが一般的です。「留年するかもしれない」という情報は、出席日数が足りない場合(1/3以上の授業を欠席)や、複数科目で赤点が多く、十分な単位数が取得できない場合に、早期の段階で学校のスタッフから連絡があることがほとんどです。

そんな時、留年以外の選択肢として「通信制高校に転入・編入する」という道を選ぶこともできます。通信制への転入・転入は、以前の学校で取得した単位を引き継いでで入学できます。そのため、転入すれば、留年して1年間を無駄にすることなく、他の学生と同じ3年間での高校卒業を目指せる可能性があります。編入の場合も必要な単位数のみを取得し、3年間(36ヶ月)の在籍要件()を満たせば、通常年に数回ある卒業時期に卒業することになるので、留年してしまうよりもずっと早く卒業できる可能性があります。

 通信制高校卒業のために必要な条件として、74単位以上の修得、特別活動への参加、そして3年間(36ヶ月)学校に在籍していることが、国によって定められています。

通信制高校へ転入・編入するメリット

全日制高校で留年した場合は、一学年下の学生たちと同じ学年を改めて学び直すことになるため、お子さん本人が「恥ずかしい」という気持ちを強く感じてしまうことがあります。通信制高校の場合、家庭環境や経済的な事情など、さまざまな理由を抱えた人たちが通っており、生徒たちは一般的な高校生世代からシニア層まで幅広いため、年齢差を気にする必要はありません。また、通信制には、留年という考え方がないことも特徴です。必要な単位を取得し、決められた期間の在籍すれば卒業できます。

押さえておきたい、「転入」と「編入」の違い

全日制高校に通っていた生徒が通信制へ通うにあたって気をつけなければいけないのが、「転入」と「編入」の違いです。

転入
通っている学校を中退せず、在学中に転校すること。
単位の修得途中で学校を移ったことになるため、単位修得の続きを通信制高校で引き継ぐことが可能
編入
通っている学校を中退して、通信制高校入学までに空白期間がある場合のこと。
1年次、2年次終了時点など、学年が終了したタイミングで取得していた単位のみ引き継ぎ可能

全日制高校から通信制高校に転入する場合と、編入する場合で、引き継げる単位に差が出るのは、全日制と通信制の単位修得制度で以下のような違いがあるためです。

全日制高校
学年制
単位の修得は1年ごと(学年の半ばで中退したらその年の修得単位はゼロになる
通信制高校
単位制
単位の修得は科目ごと

入学時期についても、転入と編入で違いがありますので注意が必要です。公立の通信制高校では、転入と編入のいずれにおいても、主に4月からの入学が可能なケースがほとんどです。また、欠員が出た際には、新学期が始まる時期(9月など)に募集が行われることがあります。私立の場合、転入は随時受け入れ、編入は4月または10月(通信制高校は二期制が多いため)に入学可能なケースが多いと言えます。最近では随時、編入を受け入れている学校も増えていますので、希望入学先におけるそれぞれの条件を、事前に確認してみてください。

通信制へ転入・編入して、3年間で卒業できる?

保護者の方々にとって、一番気になるのは「3年間で高校を卒業できるかどうか」という点ではないでしょうか。全日制高校から通信制高校へ転入する場合、よほど遅い時期でなければ、基本的には同学年の人と同じタイミングで卒業することができます。また、全日制で取得した単位が少ない場合でも、通信制転入後、より多くの単位を履修することにより、3年間で卒業する道へと一気に近付くことができます。自分のペースでコツコツと卒業を目指せる点は、通信制の魅力と言えるでしょう。なお、1年間で取得可能な単位数は学校によって異なりますので希望の学校の資料を請求し、確認しましょう。

一方で、編入する場合、卒業に必須単位の取得という要件をクリアできていたとしても、在籍期間の点から18歳3月に卒業することは難しくなります。3年間(36ヶ月)学校に在籍していることが国によって定められているためです。その場合でも、卒業に必要な条件を満たした時点以降の一番早い卒業時期に卒業ができるので、全日制高校で留年した年次を繰り返してから卒業するよりも早く卒業できる可能性が大いにあります。


学年末に留年が決まった状態での転入で気を付けたいポイント

学年末に留年が決まった状態で、全日制高校から通信制高校へ転入する場合、「進級前の学年での単位をすべて取り落とした状態」での転入となってしまいます。転入ですので、在籍期間は継ぎ目なく引き継げます。しかし、卒業に必須の単位数を残りの在籍期間で修得するには無理があるため、18歳3月に卒業することが難しくなります。

こういった場合の対処法として、今通っている高校と相談し、全体としては留年が決まっている状態だが、単位を認定してもらえる科目は個別に試験を受けるなどして単位を修得し、3月31日付で通信制高校に転入して単位を引き継ぐ、という方法があります。3月31日まで在籍していれば、1年間授業を受けたことになるため、学年制の全日高校でも単位を認定することができるからです。すべての科目は難しくても、できるだけ多くの単位を修得してから次の学校へ転入しましょう。

ただし、4月1日になると留年確定ということで、修得できていた単位数もまた0に戻ります。1日でも遅れた場合は単位が引き継げなくなりますので、今通っている学校、入学予定の学校とよく相談の上、連携して手続きを行ってください。


留年が確定しそうな時期には、どうして良いのか、不安を感じてしまうことがあります。そんな時は、通信制高校に転入・編入する道も検討してみてください。通信制には登校日数やコースなど、さまざまな種類があります。お子さんに合った学校かどうかを見極めるために資料請求を行い、できれば見学や相談に行ってみると良いでしょう。先生には、お子さんの状態と現在の学年、取得している単位数を伝えると、より正確なアドバイスを得られるはずです。

昔に比べて、学習環境は多様化しています。現在通っている学校で留年という道を選ばなくても、高校を卒業する方法は複数あります。もう留年しかないと諦めず、ぜひ通信制への編入という選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。

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