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子どもが不登校になってしまったら

※掲載情報につきましては、内容が変更されている場合もございます。詳しくは各キャンパスにご確認ください。 ※キャンパスごとに内容が異なる場合がありますので、詳しくは各キャンパスにご確認ください。

2018年11月08日(木)

お子さんが急に、不登校になってしまったら……。戸惑ってしまう保護者の方がほとんどだと思います。幸いなことに、昔に比べて不登校生徒に対する社会的なサポートや、毎日学校に通わなくても高卒資格が取得できる方法は充実してきています。本稿では、不登校のお子さんを抱える保護者の方に、データを基にした不登校の状況と合わせて、今後の学習環境についてアドバイスいたします。

身近な問題となっている不登校

文部科学省が発表した令和元年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」によると、中学生1,000人あたり39.4人(3.94%)、高校生15.8人(1.58%)が不登校である、ということが分かりました。1クラスが30名と仮定した場合、中学校ではクラスに1名、高校では2クラスに1名は不登校の生徒がいる計算になり、非常に身近な社会問題ということがわかります。

令和元年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」(文部科学省)

特に、入学シーズンの4月。中学校までとは環境が大きく変わり、高校に入学してすぐ、不登校になってしまうお子さんが多いです。東京都教育委員会教育庁が平成28年に発表した「不登校・中途退学対策検討委員会報告書」によると、全日制都立高校生の3.1%(1学級に一人程度)が中退しており、そのうち1学年次に中退する生徒は、54.3%と過半数を占めています。

「不登校・中途退学対策検討委員会報告書」(東京都HP)

子どもを見守りながら、不登校の原因を探る

高校の入学を機に環境が変わることで、お子さんには大きなストレスがかかります。学校の雰囲気に馴染めない、先生や同級生との人間関係がうまくいかない、受験に失敗したことで、志望校に通えず、保護者の期待に応えることに疲れてしまった…など、不登校に至るきっかけはさまざまです。朝が弱くて起きられず、徐々に遅刻を繰り返しているうちに、学校に通いづらくなるケースや、ある日突然、原因不明の腹痛に襲われ、登校できなくなってしまうこともあります。中にはいじめなど、先生や保護者に相談できない悩みを抱えている場合や、複数の要因が複雑に組み合わさっていることも少なくありません。

学校に行けなくなる時期は「混乱期」と呼ばれ、親子共にどう対処してよいか分からず、パニックに陥ってしまいがちです。精神的な不安を抱えて、口喧嘩が増え、暴力を振るってしまうのもこの時期です。「学校に行きなさい」という言葉や強い姿勢が逆効果になってしまうこともあるため、過度な干渉を避け、落ち着いてお子さんを温かく見守るという姿勢で構えることが大切です。

 「混乱期」「停滞期」「回復期」があることを知る

不登校の状態は、混乱期(初期)、停滞期を経て、少しずつ回復していきますが、家族や本人が考える以上に、回復までの時間がかかるものです。混乱期では精神状態が不安定になりやすく、「なぜ学校へ行かないんだ」と強い言葉で叱責したり、無理に登校を強要したりすることは逆効果になるため、注意が必要です。1カ月以内で回復するお子さんもいますが、数カ月や、2~3年以上を要することも少なくありません。まずは落ち着いて、見守ることから始めましょう。

保護者の方々としては、どうしても不安になってしまうと思いますが、まずは原因を探ってみることから始めてみましょう。

少しずつ会話の糸口を探り、お子さんの将来を一緒に話し合う

お子さんの状態が安定するまでには、数カ月間、もしくはそれ以上の時間が必要なこともあります。

お子さんは「学校で学習したい」という気持ちを持っているにもかかわらず、何らかの要因によってそれが実現できなくなっているかもしれません。精神面が安定してくるまでの時期は、お子さんがカウンセリングなどを受けたがらないケースも多いため、会話が少しずつ増えてきたと感じてきたら、家事の手伝いや、一緒に外出できるようになるまで回復するのが、望ましいと言えます。

初期から精神面が安定してくるまでの時期は、保護者の皆さんも不安定になりがちですので、一人で抱えこまず、学校や専門のカウンセリング機関を訪ねることをおすすめします。

 現状をまず受け入れて、不安を取り除くことが大切

本人も「学校に行けない」という状態に深く悩み、傷付いています。「無理しなくても大丈夫。自分のペースで良いよ」と声を掛け、不安を取り除いてあげましょう。周囲とのコミュニケーションが難しい場合は、学校とは関係のない雑談を交わすなど、自発的に学校へ通いたい、家から出たいという姿勢が見られるまで、ゆっくりと構えることも大切です。

今後に向けて、力強いステップを踏み出せる環境を探す

お子さんが、自発的な行動を起こしたいと自ら考え始めたら、今後の進路について提案し、親子で話し合う機会を少しずつ探ってみましょう。

保健室登校や別室登校、カウンセリングを検討

不登校からの復帰を考える時、まずは保健室登校や別室登校、スクールカウンセリングなどを検討することになりますが、「恥ずかしい」「周囲の目が気になる」といった気持ちを抱く子もいます。近年では、文科省の指導により、通学しなくてもIT学習などで単位を認める学校が増え、家庭学習を単位として認めてくれるケースもありますが、こうした措置には学校長の判断が必要なため、実際には外部施設の利用をすすめられることが多いようです。

 学校復帰を目標とした外部施設とは?

外部施設には、下記のようなものがあります。

  • 教育支援センター(適応指導教室)
  • フリースクール

教育支援センター(適応指導教室)は公的施設のため、入室費用は無料です(交通費、教材費や体験学習などの費用は有償)。利用には学校の承認が必要で、学校側から入室をすすめられることもあります。

フリースクールは子どもたちの居場所を作ることを目的とした民間施設であり、利用料はかかりますが、保護者の会などに参加できるメリットもあります。気を付けないといけないのは、保健室登校にしろ、外部施設にしろ、学校復帰を焦るあまりに、保護者の都合で本人に無理をさせていないかという点です。あくまでもお子さんの意思を尊重することが必要です。

通信制高校という選択肢があるので安心

保護者の方の心配事としては「欠席日数が増えると、留年してしまう」という声が一番多く聞かれます。不登校の生徒でも、無理なく卒業できる選択肢として、通信制高校は存在しています。現在の学校からの転入・編入が随時可能なケースも多く、単位を引き継いだまま、新しい環境で勉強を続けられます。

通信制における学習の進め方は自由度が高く、難関大学を目指す特進コースや専門の技術を学べるコースを併設した学校もあり、高卒資格の取得を目指しながら、将来を見据えた準備を行うことができます。登校日数についても、年数回だけの登校で卒業できる学校から、全日制と同様の週5日制まで、幅広い登校スタイルを選ぶことが可能です。また、カウンセリングやメンタルケアに力を入れている通信制高校も多く存在しています。卒業に向けて、親身になって相談に乗ってくれる先生方に、きっと出会うことができるでしょう。

お子さんの不登校で悩まれている保護者の方は、通信制高校への転入・編入を一度検討されてみてはいかがでしょうか。


勉強や人間関係のちょっとしたつまずきから、どんなお子さんでも不登校になる可能性があります。仮にお子さんが不登校になったとしても、過度に心配せず、共に寄り添う気持ちが大切です。長い人生の一時期に、うまくいかない時期があったとしても、そうした経験は将来に向けた大きな財産となり、悩みや苦しみを抱えた人の気持ちが理解できる大人に成長してくれるはずです。必ず元気になると信じて、愛するお子さんと一緒に歩んでいきましょう。

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