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マンガを描きたい! その情熱を「継続力」に変える学校。

取材当日は、人物描写のテクニックを学ぶ特別授業が開かれていました。
取材当日は、人物描写のテクニックを学ぶ特別授業が開かれていました。

最近、生徒1人ひとりの個性を伸ばそうとする通信制高校が増えています。
その分野は芸術・スポーツ・ファッションなど実にさまざま。中でも、札幌から福岡まで全国に6キャンパスを展開する『北海道芸術高等学校』は「マンガ・イラスト」「声優」「ファッション・ビューティー」「美容師」「ミュージック」「ダンス」「美術」「総合進学」の8コースを設け、特に芸術教育に力を入れています。

自分の好きなことを学びながら、高校卒業に必要な単位を取る――

この新しいスタンダードをつくっている学校では、どんな先生たちが教え、どんな生徒たちが学んでいるのでしょうか。
今回はその辺りを詳しく探るため、「北芸」の池袋キャンパスに潜入し、いろいろな方からお話を伺いました。

マンガや芸術に興味のある方はもちろん、「高校生活を楽しみたい!」と考えている中学生も必見です。

マンガが現実的な職業に。プロから教わり、出版社へ持ち込み。

秀逸なストーリーや魅力的なキャラクターによって多くの人を惹きつけ、いまや世界中で読まれるようになった日本のマンガ。
北芸は、その制作過程をプロの漫画家が直接指導している通信制高校です。
ストーリー設定やキャラクター設計をはじめ、コマ割り、台詞回しなどのマンガテクニックから絵具・パステル・マーカーといったアナログイラストの表現技法まで、イチからマンガづくりを教わることができます。

長年、青年誌やビジネス書のマンガ・イラストを手掛け、マンガの専門学校でも講師を務めている同校の夏木先生によると、じっくり基礎を学んだ上で「高校生の感性」によって描かれるマンガにはこれまで見たことないような斬新な表現が生まれることがあり、その可能性にいつもワクワクするそうです。

新3年生の大井珠菜さんも、先生をワクワクさせる生徒の1人。

中学にあった同校の資料を見て興味を持ち、オープンキャンパスに参加。雰囲気の良さから、「ここならマンガを描くことに打ち込める!」と思い入学を決めました。

「以前よりもマンガについて詳しくなった」

「漫画家の先生にいつでも相談でき、アドバイスがもらえる」

そう語ってくれた大井さんは、2年生の頃から出版社への持ち込みも行っています。

目の前でプロ編集者に読んでもらって感想を聞き、作品のブラッシュアップや次作のクオリティー向上に活かしているのです。

将来の夢は、少女漫画家。

もともとは「漫画家になれたらいいな」とどこかフワフワした夢だったそうですが、北芸で本格的にマンガを学ぶことでその夢は明確な目標に変わりました。

マンガ・イラストコース3年 大井珠菜さん
マンガ・イラストコース3年 大井珠菜さん

学校には楽しいことが待っている。意識の変化が継続に。

池袋の杉本キャンパス長は、「登校すれば楽しいことが待っている」というメンタルの変化が重要だと語ってくれました。
特に週5日通う通学コースでは1日の半分の授業がまるまる各コースの実技授業となるため、中学時代には学校と距離を置いていたような生徒も「こんなに楽しいなら明日も学校に行こうかな」と思うように。そうして自然と学校へ通うハードルが下がり、習慣化されていくそうです。

この意識の変化は、毎日好きなことを学べるからこそ生まれるもの。

北芸は通信制高校としてのメリットを最大限に活かしながら、生徒の個性と継続力を育てています。

東京池袋サテライトキャンパス キャンパス長 杉本 良行様
東京池袋サテライトキャンパス キャンパス長 杉本 良行様

また、本人の自主性を尊重している同校ではコース変更も自由です。
中学時代から声優になりたいと思っていた福井優雅くんは入学後に声優養成所へ所属するようになり、「声優や演技は事務所で練習できる。学校では好きな美術を学ぼう」と美術コースへ転籍しました。
中学時代に先生から美術系学校への進学も勧められたほど絵が上手い福井くん。
「ここに声優コースしかなければ、きっと困っていたと思います。いま、いろいろと学べているのは北芸を選んだから。もともと美術は好きですし、デッサンや造形を勉強することで演技にも幅が出ていますね」と笑顔で語ってくれました。

美術コース3年 福井優雅さん
美術コース3年 福井優雅さん

パソコンを使ったデジタルイラストの授業などを通して他コースの生徒とも交流を図れるため、時にはマンガ・イラストコースの生徒が描いたマンガに声優コースの生徒が声をあてることもあるそうです。
そうして、学校でもプロ意識を養っていく――これも、「北芸だから」です。


表情もまた学力である――これが『北海道芸術高等学校』の教育理念。この言葉からは、同校で学ぶうちに次第とイキイキしはじめる生徒たちの様子が浮かび上がってくるようです。

大井さんのように自分の好きなことにとことん打ち込んだり、福井くんのように学校を自分の将来のために活用したり、生徒1人ひとりに合わせた柔軟な対応こそ同校の魅力と言えるのではないでしょうか。

最後に、マンガやイラストの世界ではインターネットの発達により、「自分の画力レベル」を知っている生徒が多いそうです。その中で、早くから「絵が上手い子たち」と一緒に学べる同校には、何事も謙虚に吸収しようとする生徒が多いと夏木先生は話してくれました。
「もっと上手くなりたい」「面白いマンガを描きたい」という向上心は、プロになるための必須条件。マンガ・イラストコースに在籍する意欲の高い生徒から、週刊連載を抱えるような人気漫画家が誕生するのも、そう遠くない未来かもしれません。

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