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雄大な自然に学び、成長できる体験型カリキュラム

アグリトライ(農業体験学習)では、農作物の種まきから収穫、食品加工までを体験できる

東京ドーム28個分、132haの広大な学園敷地面積を誇り、キャンパス内でエゾリス・キタキツネに遭遇することもある豊かな自然に囲まれた酪農学園。
酪農学園大学附属『とわの森三愛高等学校』では、「農」「食」「環境」「生命」を学ぶ独自の学校設定科目のほか、1年を通して農作物の種まきから収穫、食品加工までを体験できるアグリトライ(農業体験学習)を実施しています(年2回保護者も参加可能)。

『とわの森三愛高等学校』では、収穫期の7・8月に開催されるアグリトライの体験入学をキッカケに、入学を決める生徒が多いといいます。このアグリトライがどのような授業か、先生・保護者・生徒それぞれの視点から、話していただきました。

<先生>この体験で、自分に自信を持ち次に進むステップになってくれたら嬉しい。

『とわの森三愛高等学校』アグリトライ担当 伊藤 有輝 先生

アグリトライ(農業体験学習)は具体的にどのような授業ですか?

通学コース(週3日通学)では、毎週火曜日に組み込まれているアグリトライ。年間を通して、ズッキーニやピーマン、ナス、カボチャなどの農作物の種まきから苗を育て、収穫、調理・食品加工までを体験できるカリキュラムです。作物を植える土も、野菜や花など種類により自分たちで配合します。
また、収穫した大豆を使用して豆腐を作ったり、お菓子やパンも小麦粉から自分たちで仕込むなど調理や食品加工を本格的に学べる授業です。

アグリトライの目的ついて教えてください。

生徒には、まずは、「食」に興味を持ってもらいたい。それは生きる上で「食べる」は欠かせないことであり、その食べ物はどのように作られるか。人間生活の中でどのようにつながっているかを広く理解してほしいと考えています。

大切に農作物を育てても、天候などにより、うまくいかない時もあります。それでも、種まきからの作物が育つ、その成長を感じてほしい。人間と同じで、同じ時期に植えても成長はそれぞれ違うもの。みんなが一緒ではありませんし、成長に時間かかる生徒もいるでしょう。

当校に通う生徒たちは、それぞれ思いがあって通っていますし、中には後ろめたい気持ちの生徒もいることは否めません。でも、全然後ろめたいものでもないし、この3年間で必ず成長する。アグリトライの経験から、広い視野をもって物事を捉えるようになってほしいですね。

アグリトライに参加したことで、生徒の反応はどのように変わっていくのでしょうか?

ある暑い時期に、最初はあまり作業したくなかったんでしょう、一部の生徒が日陰で休んでいました。でも、みんなで協力しないと終わらない作業があって、そのうち自然に日陰にいた生徒たちも協力し始め、少し時間をオーバーしましたが、途中で投げ出すことをせずに、最後まで終わらせて帰った。それが私としては嬉しかった。
協力しようという気持ちが大事だと思いますし、高校は社会に出る準備期間。この行動が、将来の「働く」ということにつながっていきますから。

<保護者>信頼できる先生・仲間に囲まれて、娘が変わるキッカケをくれた学校。

同校2年生に通う女子生徒の保護者Kさんに伺いました。

アグリトライ(農業体験学習)は、年2回保護者も参加できる

アグリトライについてどのような印象があるか教えてください。

これで3回目の参加になります。子どもが、もともと土いじりが好きだったので、アグリトライがある『とわの森三愛高等学校』を選んで入学しました。
地元の中学校になじめず不登校になり、地元以外の高校、知り合いのいないところで環境を変えさせてあげたかった。
でも『とわの森三愛高等学校』に入学して、中学の頃に比べれば、通学にも前向きになったようです。

『とわの森三愛高等学校』を選んだ理由とその魅力は?

通信制のパンフレットを見て、ここなら大好きな土いじりもできるので。本人も最初は、説明会に来るのも渋っていたのですが、説明会に来たら楽しそうと感じたようで入学を決めました。

ただ、冬の時期は半年近く通えなかった時期も。中学を休みがちになったころ、担任の先生が電話で連絡はくれるものの事務的な話だけ。登校を促す働きかけもなく、保護者として学校や先生に対して不信感が募っていきました、学校はあてにならないと。
それが、『とわの森三愛高等学校』の先生たちは、「単位があぶないよ」「レポートがたまってるけど大丈夫」と親身になってくれる。進級に足りない日数を補講で補ってくれたりと、生徒1人1人をみてくれていると感じますね。

<生徒>最初は農業に興味がなくても、次第にその楽しさが分かってくる。

前田 翔馬さん(2年生)

アグリトライについて教えてください。

山本くん:
火曜日にアグリトライや体育があって、畑に行ったり食品加工したり。あと酪農学園の施設に行くこともありますね。

山本くん:
前回の実習では、ピザを作ったけど、ズッキーニがとても大きく育ちすぎて、ピザの上の具が、大きなズッキーニだらけになっちゃって(笑)

山本理仁さん(2年生)

溝くん:
ほかの具材が乗らなかった。ズッキーニだらけで、普通のピザじゃなかったね。

武藤さん:
デザートやカレーなどの食品を作ったりして、初めて挑戦することが多くて面白い!今日は初めてお母さんも参加したけど、「結構、ちゃんとできてるね」って褒められました。

武藤実柚さん(1年生)

『とわの森三愛高等学校』を選んだ理由は?

山本くん:
塾の先生に相談したら紹介された。体験入学には1度も来ていないし、特に農業体験に興味があったわけじゃないけど、今はアグリトライを楽しんでます。

溝くん:
僕は、ほかの通信制の体験入学にも行ったけど、『とわの森三愛高等学校』は先生が優しい印象があったからかな。

溝 央樹さん(2年生)

武藤さん:
将来、管理栄養士になりたいなと思って。アルバイトもしたかったけど、なかなか食品のことを学べる通信制ってないし。色々調べて見つけたのが、『とわの森三愛高等学校』。イベントも結構あって、農業体験以外も楽しみが多いよね。

山本くん:
不登校だったから、高校はどうしようかと悩んでたけど、従妹がこの学校のJコースに通っていて、話を聞いたら面白そうだなと。体験入学で、「オニコロ」を先輩たちと一緒に作ったんだけど、雰囲気も良かったし、上下関係もなくて楽しそうだったんだよね。

岡上さん:
私は7月に転入したばかりだから。そういえば、見学に来た時に種を植えていて、みんな楽しそうだった。転入したばかりの時は、すごく緊張したけど、みんな優しく迎えてくれて嬉しかったな~!
アグリトライは楽しいけど、虫が苦手なので克服しないと。スグにはムリだけど・・・。

岡上香奈美さん(1年生)

中学や高校で不登校だった生徒、夢を追いかけるために通信制を選んだ生徒、農業や食に興味があるという生徒・・・と、この高校を選んだ理由やバックグラウンドも違う個性豊かな生徒たちが、温かい先生たちに見守られ、豊かな自然の中でノビノビと、自分のペースで学んでいるのが『とわの森三愛高等学校』。

長い人生の中で、わずか3年。社会へ旅立つ準備期間として、感受性が高い年齢だからこそ、自然に触れ、仲間と共に何かを成し遂げる。そして、作物を育て成長の過程を見ることが、新しい自分を見つけて次のステップに進むきっかけになるのかもしれません。

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