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保護者の方に聞いた。通信制高校のリアル~将来の展望~

保護者アンケートの結果から、全3回に分けて、通信制高校の実態に迫ります。

保護者の方に聞いた。通信制高校のリアル~将来の展望~

保護者アンケートの結果から、通信制高校の実態に迫ってきた「通信制高校のリアル」も、今回で最終回となります。
入学する際の理由が何であれ、入学してからは満足度が非常に高い、通信制高校というカタチ。保護者目線からは、今後どのような変化が望まれているのか。また、今後どのような高校が増えていくのか。アンケート結果から考察してみたいと思います。

これからの通信制高校に期待すること

通信制高校期待棒グラフ

最も多かった回答は、「良いと思わない」理由の1位からも予想された通り、「学費の値下げ」となりました。私立の通信制高校を選ばれる方が大多数の現在。やはり、学費の高さに困っているご家庭が多いようです。

その次に多かった回答は、「進学・就職率の向上」となりました。実際のところは、卒業後の進学・就職率は7割にのぼる*¹のですが、子供の将来を心配される保護者の方々からすると、「まだまだ足りない! 」というのが本音のようです。なお、文部科学省の調査*²によると、定時制・全日制高校生の卒業後進路は、1位が大学進学で54.7%、2位が就職で17.8%、3位に専門学校進学で16.2%となっています。実に99%近くの卒業生が進学・就職していることになります。今後は、より一層「個別指導の強化」と「専門性の強化」を図ることで、全日制高校と同様の、ほぼ100%の進学・就職率に近づけることが、通信制高校の課題となっていくことでしょう。

また、今後の通信制高校としては、「学業以外の指導力」にも期待される所です。修学旅行や留学といった授業外カリキュラムの提供をする学校、クラブ活動に力を入れる学校、文化祭など多彩な学校行事がある学校など、社会性を身に付けたり、視野を広げたりすることを推進している高校も、徐々にではありますが、増えてきています。今後一層、学業外のカリキュラムも充足した高校が、増えていくことでしょう。

時代をサキドリ?! これからの通信制高校

保護者アンケートから明らかになった、これからの通信制高校に望むこと。見えてきたキーワードとしては、「進学・就職率を上げる」、「(広義の)指導力」です。
以下では、全日制高校の指導を行う高校、専門特化コースと最先端テクノロジーを活かした課外活動が魅力の高校、大学進学に特化した高校という、保護者の方からのニーズに応える、これからを代表する通信制高校を3校ご紹介します。

さあ、青春しよう。高校生活を満喫する
クラーク記念国際高等学校

“Boys, Be Ambitious”(「少年よ、大志を抱け」)という言葉に代表される、クラーク博士の精神を受け継ぎ、「全日型教育」を提唱する『クラーク記念国際高等学校』。生徒それぞれの『大志』をかなえるべく、様々なジャンルの専攻コースや難関大学受験特化のコースなど、多彩なコースや専攻が用意されています。また、全日制高校と同等程度に、行事・部活・課外活動が充実しているのも魅力です。北海道本校近くにある宿泊・研修施設で行われる、農業体験、ラフティング、ウインタースポーツなどの体験学習は特に人気です。その他にも、学校名の通り、国際教育に力を入れている同校。オーストラリアへの留学も可能で、若い内から国際感覚を培えると評判です。

「楽しい」がイッパイ! 新世代の通信制高校
N高等学校

遊びながら学ぶ、学びながら遊ぶ。学ぶことの楽しさを知るのであれば、『N高等学校』をおいて他にはありません。『ニコニコ動画』を生み出した株式会社ドワンゴと株式会社KADOKAWAが運営する通信制高校。『ニコニコ生放送』を使った映像授業や、ヘッドセットを付けてのホログラム同時視聴による入学式など、最先端の映像技術を駆使した授業や学校行事が話題の高校です。また、プログラミング学習に特化したプログラミングクラスの充実ぶりは、ドワンゴならでは。プロ顧問を招いての「ネット部活」や、『ニコニコ超会議』の会場で行う文化祭など、ネット世代の興味とやる気を引き出す、楽しい課外活動や学校行事も魅力です。

大学受験に真剣に向き合う
つくば開成国際高等学校

『つくば開成国際高等学校』は、個別指導を主体とした、広域の通信制高校です。沖縄本校と柏分校があり、特に柏分校は、大学受験に特化した通信制高校*³となっています。全体授業の他に、個別指導や個別進路相談があるのが魅力です。また、学校外では、無償貸与のWindowsタブレットで、約4800にものぼる入試対策講座がいつでも見放題。いずれの講座も予備校講師による一流の講義となっており、まさしく塾要らずの本格受験対策高校です。通信制高校ですので、「浪人」の心配もありません。広域で提供されている『大学進学コース』は、就学支援金申請をすることで、なんと授業料が¥0に! また、受験勉強だけではなく、学校行事も豊富で、修学旅行や芸術鑑賞会、海外旅行などがあるのも評判です。

通信制高校という、新しいカタチ

通信制高校という、新しいカタチ

全3回にわたり、保護者アンケートの結果をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
一般認知度はまだまだ低い、通信制高校。保護者の方としては、入学時点では、お子様のご情ゆえにやむを得ず選ばれる方が多い印象でした。ただ、実際に入学してからの感想はとても良く、卒業率も9割以上と、入学してみると満足度が高いのが通信制高校の特徴ということが分かりました。
将来的には、全日制高校同等程度の、高い進学・就職率を望まれている方が多いようです。そのため、個別指導や専門的な授業という、通信制高校ならではの強みをさらに強化することを求められる方が多いようです。また、全日制高校と同様の、授業外での教育を望まれる方も多かったです。保護者の方々は、通信制高校というカタチは認めつつも、全日制高校に近い、総合的な指導力を求められていることがうかがえました。
通信制高校には期待できないと思われがちな「総合的な指導力」。ですが、今回の記事で取り上げた3校のように、ほとんど全日制と同等の通信制高校は、今後より一層増えていくことでしょう。

ネットが普及し、価値観が多様化した現代。個々人の価値観を尊重し、実践的で専門的な教養やスキルが身につく通信制高校は、ある意味、全日制高校のサキを行くカタチと言えます。
個性を伸ばす、あるいは、知らなかった才能やスキルを発見するなら、多種多様な授業を選択できる通信制高校こそがおすすめです。
また、行きたい大学や学科が決まっているお子様にとっても、実は通信制高校は有効なカタチと言えます。個別指導と予備校講師による質の高い授業が提供されることもさることながら、時間に追われずに学習できることで、暗記が多い受験勉強においても、より主体的に、楽しみながら取り組むことができるのです。

うちの子は「偏差値が低い」「やる気がない」。最初はそれでも構いません。
通信制高校で、お子様自身もまだ気付いていない、興味や才能を見つけてみませんか?
既に好きなことが決まっているお子様でしたら、その「好き」を将来に繋げる応援をしてみませんか?

*¹ 弊社アンケート「卒業後の進路を教えてください」より。
文部科学省[Ⅱ 調査結果の概要[学校調査, 学校通信教育調査(高等学校)]

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