学生ベンチャーを育成する「N高起業部」がスタート! | GO!通信制高校|通信制高校・サポート校情報

TOPへ戻る

通信制高校取材記事 通信制高校取材記事

学生ベンチャーを育成する「N高起業部」がスタート!

学生ベンチャーを育成する「N高起業部」がスタート!

現在、高校卒業後の選択肢は主に「進学」と「就職」の2つしかなく、そのうち進学者は77%、就職者は18%を占めています。
一方、高校生にアンケートを実施した結果、「リスクがあっても高い目標にチャレンジする仕事をしたい」という設問に対して、なんと47.2%もの生徒が「YES」と答えているのです。

約半数もの生徒が何かにチャレンジしたいと考えているのに、進路先が進学と就職だけでは若い感性や自由な発想をみすみす摘んでしまいかねませんし、学生だから気付けるような新しいアイデアがあっても具現化できません。

そんな状況を変えるべく、角川ドワンゴ学園『N高等学校』は「起業」という新たな選択肢を提唱しました。

高校生が主体的にやりたいことを実現し、突拍子もないアイデアを具現化できればもっと世の中が面白くなるかもしれない。また、起業しなくても「考え抜く力」や「他者に伝える力」、「改善・努力する力」を身に付ければ、社会に出た時に必ず役立ちます。

N高起業部は、一体どのように人材を育成していくのでしょうか。ここでは、第1期生が考えたプロジェクトと共にご紹介します。

ビジネスの基本「ヒト・モノ・カネ」を三位一体で提供!

N高起業部の特徴は、プロジェクトを考え、1年を通して実際に取り組む超実践型教育「プロジェクトN」からスタートすることです。ここで計画性や課題発見力、協調性、論理的思考力、そしてプレゼン力といった、これからの時代を生きるのに必要なスキル・素養を身につけます。それは同時に、ビジネスパーソンとしての基礎力とも言うことができます。
そして、プロジェクトの事業化を希望し、特別審査会を経て選ばれたプロジェクトチームが晴れて「N高起業部に入部」することになります。

入部後は起業家マインドから資金調達の方法まで起業に必要な専用プログラムを受講でき、さらにこれまで数多くのベンチャー支援を行ってきた『デロイト トーマツ ベンチャーサポート社』のサポートによりビジネスモデルの構築や事業 計画書の作成といった実践的な内容をプロフェッショナルから学ぶことができます。
また、起業支援金として最大1,000万円を用意。プロトタイプの制作、マーケティングリサーチ、法人登記費用など、起業に向けた活動費も得られるのです。

プロフェッショナルによる支援(ヒト)、専用プログラム(モノ)、起業支援金(カネ)という三位一体のサポートで、高校生が「実現したい世界の最善解を発見し、自分の力で実現できることを目指す」――こうした活動を通して、N高起業部は高校卒業後の選択肢に新しいスタンダードを創り出そうとしています。

ビジネスの基本「ヒト・モノ・カネ」を三位一体で提供!

著名人の前でプレゼンし、1期生は5チームが入部決定!

2018年2月5日に行われた「特別審査会」では、カドカワ(株)代表取締役社長・川上量生氏、(株)ドワンゴ取締役・夏野剛氏、実業家の堀江貴文氏の3名を前に、N高生が自分たちのプロジェクトを発表しました。

(1)ADHDなどでコミュニケーションを取るのが難しい小学生が親にSOSを出しやすくし、親も子供の気持ちを理解しやすくなる「丸をつけるだけの障害支援ノート」。

(2)2025年には5人に1人が高齢者となる将来を見据え、健康寿命を延ばすためにVRと医療を組み合わせた「1,000円VR」。

(3)インスタグラムと連動させ、一般ユーザーではなく料理のプロの視点から飲食店を評価する「CHEFDELI」。

(4)13人に1人はいると言われるLGBTへの理解とネットワークを広げていく「こころプロジェクト」。

(5)音楽と仮想現実を融合させ、曲にあった映像を見て楽しむ音楽「SVR」。

出場した7チームのうち、今回の特別審査会でN高起業部の1期生に選ばれたのは、この5つのプロジェクトチーム。

静かな緊張感が広がる中、約半年間かけて準備したプロジェクトを披露したN高生達ですが、「もうちょっと頑張ってほしかった。」「ここで発表したプランに固執せず、高校生ならではの柔軟さで新しいモノにどんどんチャレンジしてほしい」という厳しいコメントが審査員から寄せられると共に、今後の展開をふまえて具体的な改善策についてアドバイスされる場面も見受けられました。

実際に起業し、成功しているプロフェッショナルたちから「生の批評」をしてもらえるのも、N高起業部ならではの特色ではないでしょうか。


審査員を務めた川上氏は、最後にこんなコメントを学生たちに送りました。

審査員を務めた川上氏は、最後にこんなコメントを学生たちに送りました。

「起業は1人でやるものではなく、世の中のいろんな人に手伝って助けてもらわないと成功しないものです。そのためには他人をどう説得するのかが重要なカギとなり、自分が何をしたいのかを説明できなければなりません。その上で、実際に努力をしていること、他人に実感として伝えられることがポイントになります。

企画自体が成功するかどうかはわかりません。最終的には、『この人に賭けていいのか』という部分で多くの人が判断しています。だからこそ、信念を持っていること、カタチとして示すことが大切です。がんばってください」

まさしく、『この人に賭けたい』と思わせる人材育成こそN高起業部の目指すところ。

今後、新しい商品やサービスが世に出てくるのか。そして、高校卒業後に起業する高校生が増えてくるのか――大きな期待感をもって、N高起業部の動向を見守りたいと思います。

通信制高校を探す

この記事に関連するおすすめ学校

まとめて資料請求する

取材記事の一覧に戻る

copyright 2018 Go!通信制高校 Asita LLC