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本気でゲームに打ち込めば、世界が広がる!~プロ講師陣に聞く~

CLARK NEXT Tokyo

「次世代で活躍する人材を育てる新キャンパス=CLARK NEXT Tokyo」潜入取材第3弾は、eスポーツ講師の方にいろいろとお話しを伺いました。

世界的な盛り上がりを見せるeスポーツ。クラーク記念国際高等学校(以下、クラーク国際)の全国15キャンパスに「eスポーツ部」があり、eスポーツが盛んに行われています。
秋葉原ITキャンパスでは「eスポーツ専攻」コースを開設し、スタートから2年で全国大会準優勝のチームを誕生させました。
そのチームを育て、「CLARK NEXT Tokyo」でも教鞭を執る講師の方に、eスポーツを「教える」ということ、今後のeスポーツ教育についてお話しを伺いました。

CLARK NEXT Tokyo
Sesamiさん
ゲーミングチーム『QuintetTonix(QTX)』にて2015年~2018年に選手として活動し、ロジクールカップを始めとした数々の大会で上位の実績を重ねる。プロゲーミングチーム『Rascal Jester(ラスカル ジェスター)』にて2年間主にマネージャー兼通訳として活動し、2019年12月に退団。その後、クラーク国際記念高校 秋葉原ITキャンパスのeスポーツ専属コーチに就任。
Yukiさん
プロゲーミングチーム『Rascal Jester(ラスカル ジェスター)』にて2016年から3年間選手として活動。LJL(リーグ・オブ・レジェンドの日本公式リーグ)各シーズンで実績を残す。その後同チームのマネージャー兼通訳として携わり、2019年12月に退団。そして、クラーク国際記念高校 秋葉原ITキャンパスのeスポーツ専属コーチに就任。
中務(なかつかさ)先生:クラークネクスト開校準備室
クラークネクストの開校準備を進めており、eスポーツコースを主として担当する。現在、クラーク記念国際高等学校 秋葉原ITキャンパスで学科指導を行いながら、eスポーツコースの副担当としてeスポーツの魅力の発信やeスポーツコースの生徒らの技術面だけでなく精神面的なサポートも行っている。

1.eスポーツを「教える」ということ

Sesamiさん
そもそも日本にはeスポーツの講師がほとんどいないので、教える内容や講義の進め方などのマニュアルがありませんでした。そこで欧米や韓国といったeスポーツ先進国からマニュアルを取り寄せ、翻訳して教えていました。でも、指導していく過程で「マニュアルに縛られず、生徒の成長スピードに合わせてその都度適切な情報を届けた方が遥かに上達する」ことに気付きました。YuKiとも話し合い、今ではマニュアルを作らず、生徒の理解度に合わせて教える内容を変えています。
YuKiさん
プロゲーマー同士の場合は、1つ言えば6か7くらいまで伝わるので、あまり教え合うといった機会がありませんでした。しかし、初めてeスポーツに取り組む高校生には1から10まですべてわかりやすく説明する必要があります。どのように話せばスムーズに吸収してくれるだろう・・・と考えすぎて眠れない夜もありましたね(笑)
CLARK NEXT Tokyo
Sesamiさん
教える以前に、生徒とどうコミュニケーションを図っていくか、という点に苦心しましたね。年齢も離れているし、話を投げかけてもあまり返ってこない。。。生徒との距離を縮めるために、授業中ではなくプライベートの時間に一緒にLOLを遊びました。
YuKiさん
私の場合は逆で、私のほうが生徒と距離をとっていましたね。その方が講師として指導しやすいと考えていたからです。しかし、生徒と接していくうちにそれではダメだと気付きました。フレンドリーに話しかけた方がこちらの意図を正確に受け取ってくれて、わからないことがあれば気軽に質問してくれます。接し方を変えてから距離がグッと縮まりました。
中務先生
全国大会で準優勝を果たすチームが生まれたのも、お二人が尽力してくれたおかげです。

2.「ゲームはダメ」という意識を変える

YuKiさん
勉強をしたくないからゲームで遊ぶ、というように、ゲームが「嫌なことからの逃避」になってしまうとダメだと思います。私にもそういう時期がありましたが、他のことをしっかりやった上で競技として取り組むのであればゲームを通して人間的にも成長できますし、高校でeスポーツを学ぶ意義を見い出すことが出来ます。
Sesamiさん
LOLというゲームはチーム戦なので、個人のスキルはもちろん必要ですが、チームが強くなるにはコミュニケーションが欠かせません。時には仲間の弱い部分も指摘して、改善を促さないといけない。でも、厳しいことを仲間に伝えるには自らの振る舞いやプレイを振り返り、自分と向き合うことが必要です。
CLARK NEXT Tokyo
中務先生
親御さんの中には、「ゲームは遊びだ」「ゲームはダメだ」という意識の方もまだ沢山いらっしゃいます。学校でゲームをやって上手くなるだけではなく、勉強はもちろん、そういった社会性も学ばせることで意識を変えてもらうことが大切です。
Sesamiさん
昨年、全国大会の決勝戦で負けた時、生徒たちは控室で号泣していました。高校球児が甲子園の決勝で負けて流す悔し涙と、eスポーツの全国大会の決勝で負けて流す悔し涙に違いはないと思うんです。それはどんなスポーツや部活動でも同じで、本気で頑張ったからこそ本気で悔しいし、想いの強さが涙になって表れた。生徒たちのあの涙は決して忘れませんし、次は嬉し涙に変えてあげたいです。
Sesamiさん
思春期に1つの目標に向かって努力したかどうかは、その後の人生にも大きな影響を与えます。これから入学してくる生徒には、ぜひLOLを通して青春を感じてほしいですね。

3.eスポーツ教育の今後の目標

Sesamiさん
最後まで冷静に、ロジカルにプレイできたチームが勝つのがeスポーツです。メンタル面も強化して、クラーク国際をeスポーツの常勝校にすることが目標です。
YuKiさん
多くの人は「ゲームばかりするな」と言われてきたと思いますが、eスポーツコースではゲームで遊ぶことを推奨しています。設備も充実していますし、ゲームが好きな人にはとてもポジティブな環境です。この環境を思いっきり楽しんでほしいですね。
CLARK NEXT Tokyo
Sesamiさん
中学から高校1年まで不登校だった生徒がeスポーツコースに入って毎日出席するようになった例もあります。人によってきっかけは異なるでしょうが、その生徒を変えたのは紛れもなくeスポーツです。
YuKiさん
好きなことに夢中になり、気の合う仲間と出会い、その結果、学校に来ることが楽しくなれば、私たちにとってもこんなに嬉しいことはありません。
中務先生
先日、「CLARK NEXT Tokyo」の体験授業を行ったのですが、子どもたちが楽しそうにゲームをする姿を見て、保護者の方もとても楽しそうでした。ほとんどの保護者の願いは、「子どもに好きなことをさせてあげたい」「毎日楽しく学校に通ってほしい」というもの。しかし、探求心のある子どもがゲームを好きになり、のめり込むうちに学校で孤立するようになると保護者の心も痛むものです。でも、ここなら子供が好きなことを保護者も素直に応援できる。そして、同じ悩みを持つ保護者同士で相談できる。実際、体験授業の後に何十分も話し合っている保護者の方がいました。初対面なのに、です。この新キャンパスで、生徒も、保護者も、自分にとって歩きやすい道を見つけてほしいと思っています。
CLARK NEXT Tokyo

ゲームを通じて人間的な成長を目指すeスポーツだからこそ、生徒は好きなことに夢中になることができ、保護者もその姿を応援できるのでしょう。「CLARK NEXT Tokyo」で学んだ生徒がeスポーツを一層盛り上げてくれる日を楽しみにしています。

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