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学び、悩み、楽しむ! 寮で過ごす高校3年間

学生寮のリビングで談笑する『AIE国際高等学校』の生徒たち
学生寮のリビングで談笑する『AIE国際高等学校』の生徒たち

『AIE国際高等学校』は、2017年に日本の通信制高校としては初となる、国際バカロレア・ディプロマプログラムの認定校となりました。

国際バカロレアとは、スイス・ジュネーブに本部がある教育団体「国際バカロレア機構」から提供されている教育プログラムのこと。

同校では、週5日通学コースとレジデンス(学生寮)コースの国際科に籍を置く学生が国際バカロレアDPコースを選択することができ、世界水準の教育プログラムの中で、国際的に通用する大学入試資格(国際バカロレア資格)の取得を目指したり、「国際日本人」となるための学びを進めています。

今回はその中でも、レジデンスコースのベースとなる学生寮についてご紹介します。

濃密な時間を過ごすから、進学率は100%

学生寮では、家族と離れ同世代の仲間たちと共同生活を行います。
学生寮では、家族と離れ同世代の仲間たちと共同生活を行います

兵庫県淡路市に本校(東浦キャンパス)を置く『AIE国際高等学校』には、家族から離れ仲間とともに生活しながら、コミュニケーション力や自己管理能力など、勉強以外にもさまざまな力を養うことができる学生寮があります。

学校から徒歩10分の立地にある寮にはスタッフが常駐し、生活のサポートをしています。寮生は週5日通学コースの登録が必須で、性別・学年を問わず、平均して15〜18名の学生が共同生活を送っています。

寮生の進学率は、実に100%。その理由を、教務主任の谷原真紀先生に伺いました。

「当校で寮生活を希望する人は、色々な目的をもって入寮してきます。環境を変えたい、人間関係に強くなりたい、勉強に集中できるようにしたい、親元を離れたい、自立心をつけたい等です。みんなに共通しているのは、新しい価値観や変化を求めていることのように思います。当校の生徒指導の基本方針に、

・内面の強さを引き出し、行動する自信と勇気に導く。

・それぞれの“変わりたい”を理解し、応援する。

・思春期の孤独、不安、反抗、友愛、倦怠、失意、果断、情熱を人間的成長と能力開花の重要なプロセスとして受け止める。

というものがありますが、寮生はこのような考えの中で行動したり指導を受ける時間が多くなるので、その結果が進学率につながっているのだと思います」

同校は学期途中でのコース変更が可能なため、中には、週1日の通学から始めて、週3日、週5日となり、入寮する学生もいるとのこと。

「入寮後、ホームシックになってしまう学生もいますが、同じような道を通ってきた先輩が率先してサポートしてくれるので、自然となじむことができているようです。私たち大人は、そのサポート役ですね」

部屋割りの基本は2~3人部屋で、学期ごとに部屋替えを行います。ここにも「人と人との関わりの中で揉まれ、学んでいってほしい」という想いが込められています。 コミュニケーションに苦手意識を持っている学生でも、さまざまなイベントや活動の中で「ひとつの目標に向かって協力し合う」というプロセスを経て、「人と関わることの楽しさや意義」を感じられるようになるとか。これも寮生活の特徴であり、利点のひとつと言えるでしょう。

学生寮の部屋割りは2~3名。学期ごとに部屋替えを行います。
学生寮の部屋割りは2~3名。学期ごとに部屋替えを行います

保護者の方は、寮で生活する子どもの様子を、週に1回送られる「ウィークリーレポート」を通して知ることができます。生活面、学習面、課外活動の様子などが、一人ひとり個別にまとめられているので、安心することができますね。

寮生活が可能にする、さまざまな学びのスタイル

希望者を対象とした「夜の特別英語レッスン」。クラスは初級と上級に分かれています。
希望者を対象とした「夜の特別英語レッスン」。クラスは初級と上級に分かれています

寮には夕食後に希望者を対象に行う授業「夜の特別英語レッスン」があります。初級クラスと上級クラスに分かれており、初級クラスでは英作文や英会話、上級クラスでは英語の“運用力”強化の授業が行われます。

「このレッスンには、グループ校の英語専門校の運営から得たノウハウや経験を活かしています。クラスは2つですが、個々の生徒の英語力に応じて授業計画を立てています」

長期休暇期間は自宅に帰ることができますが、希望者は寮に残ってオーダーメイドの学習プログラムを受けることも可能です。特に期間の長い夏休みは、全体を3つの期間に分け、各期間での目標を立てながら、計画的に学力の向上を目指します。 このほか、英検前には「英検特別対策」として、寮のリビングでスタッフの指導を受けながら、試験対策を進めることもできます。

もうひとつ、寮生にとって大きな存在となっているのが「和太鼓部」です。プロの和太鼓奏者であり日本舞踊の名取である先生から、演奏の仕方はもとより、礼儀礼節も学ぶことができる和太鼓部。地元のお祭りや国際会議に招かれ、たくさんの人の前で演奏する機会も多いと言います。

たくさんの人の前で演奏する機会も多いという「和太鼓レッスン」
たくさんの人の前で演奏する機会も多いという「和太鼓レッスン」

「日本人のアイデンティティを持ちながら、国際的に活躍できる『国際日本人』の育成を掲げる当校ですが、和太鼓はまさに、その方針にぴったりだと思っています。和太鼓は日本の文化。和太鼓を通じて日本文化と向き合ったり、また人前で演奏することで自分に自信が持てるようになるなど、複合的な人間教育の機会だと捉えています」

最初は羞恥心から大きな声が出せない学生も、姿勢を正すところから始まる和太鼓演奏によって、新たな自分を発見することができるようです。

美味しい食事に、楽しいイベントも満載

楽しいイベントが盛りだくさん。この日はホットドッグパーティーが行われました。
楽しいイベントが盛りだくさん。この日はホットドッグパーティーが行われました

寮で生活をする上で、とても気になるのが食事。寮生は朝は寮で、昼・夕は学校のカフェテリアで食事をとります。

特に気を配っているのが、栄養バランス、量、そして旬。食べ盛りの学生が、お腹いっぱい食べられるよう、ご飯とメインのおかずはお代わりが自由です。基本の量も男女別、さらにその中でも3段階から選ぶことができます。

また、メニューボードに旬の食材の説明を加えたり、季節にちなんだ献立にするなど、食を通して季節の移りかわりを感じてくれればと思っています。

季節を感じられる、栄養バランスの取れた食事は学生に好評です。
季節を感じられる、栄養バランスの取れた食事は学生に好評です

このほか、クリスマスディナーやハロウィンディナー、入寮・卒寮時には、ウェルカムディナーやラストディナーなど、寮生全員で楽しめる機会も多いとか。ゴールデンウィークには、アウトドアが好きなオーストラリア人の先生が主導して、中庭にあるバーベキューコンロを使ってのホットドッグパーティーが開催されました。

日常生活の中でさまざまな経験を積み、同時にマナーを身につけていくことができるのも、寮生活の嬉しいポイントですね。


自然豊かな淡路という地で、学びに集中し、人としての豊かさを育んでいける『AIE国際高等学校』の寮生活。アメリカの大学に進学した後、和太鼓のクラブを創設して、アクティブに活動している卒寮生もいるとのこと。

寮で過ごす3年間はきっと、これからのあなたの大きな財産となるはずです。

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