特ゼミって何だ?!
今回の記事では京都市左京区 京都造形芸術大学附属高校で行われた「夏の特ゼミ」をご紹介します。
特ゼミは夏休み期間中に行われた、各先生がそれぞれの得意分野や教科の特性を生かしたプログラムに希望生徒が参加する形式で行われる特別授業です。
芸大の附属高校らしいアートに関するものから、英語の原書を読んだり、お茶を片手に好きな本を楽しむ読書会、同校が生徒に無料でIDを提供している「スタディサプリ」の活用術まで多種多様な16講座が開講されました。
はじめは自己紹介から

みんな「はじめまして」からスタート♪
特ゼミは希望生徒が受講するので、知り合い同士のメンバーからこの日の講座で初めて知り合うメンバーまで様々。
簡単な自己紹介をして講座がスタートします。
ピクシレーション(コマ撮りアニメ)を作ろう!

まずご紹介するのは「ピクシレーション(映像)をつくろう!」。コマ撮りアニメの手法を用いた映像制作を体験します。
パラパラ漫画のように静止画をコマ撮りして動かすアニメーション技法を用いた作品を鑑賞し、グループごとに自分達はどんな作品を作るか作戦会議を行います。


意見をすり合わせて、シナリオを作る
「ピクシレーション」の仕組みはシンプルですが、工夫次第でいろいろな見せ方をすることができる手法。
どこまでアイディアを広げられるかが成功の鍵になります。
どんな撮影をすることで何を伝えたいのかを決め、映像を制作していきます。

まずは、10コマ程度の作品を2つ作ることに






120分集中して作品作りに取り組んだ
グループワークの際は、メンバーの動きを見て、自分の役割を理解することも大切です。
意見を出し合い、アイディアを形にする流れを体験して、それぞれに気付きが得られたよう。
最後は、使ったトリックやシナリオの説明、どんなことを表現したかったかを、みんなの前でプレゼンしました。
ピクシレーション(コマ撮りアニメ)を作ろう!

どんな場面に見える?
続いて紹介するのは「鑑賞からパフォーミング(舞台芸術)へ!」。
一つの絵から、どんな場面にみえるのかをグループで読み解き、話し合いを行います。

「真ん中の女性を取り合う構図に見える」
「じゃ、ラブコメにしよう」




どんな人間関係なのか想像してみる
なぜそう思うのか、どこからそう感じるのかなど客観的な根拠を出しながら意見を出し合うことで社会性を育んでいく練習にもなるそう。
シチュエーションが決まったら、セリフや展開を先生と一緒に考えて手直しし、ストーリーの背景を共有してリハーサル。








最後は先生に講評をもらう。

女性をめぐる愛憎劇かと思いきや、同性カップル誕生というストーリーに。
和気あいあいとした、楽しい雰囲気で作品を作り上げることができました。
まとめ 京都芸術大学附属高等学校(旧:京都造形芸術大学附属高等学校)の特ゼミのポイントって?
普段の授業とは一味も二味も違う「夏の特ゼミ」。
どの講座も各自が興味のあるものに参加しているので学習意欲がとても高く、皆集中して取り組んでいました。
自分のやりたいことや興味のあることが見つかるきっかけになるかも!
興味のある人はぜひ京都芸術大学附属高等学校(旧:京都造形芸術大学附属高等学校)の説明会に足を運んでみてはいかがでしょうか!
この記事を読んだ方へのおすすめ記事
関連の記事
新着記事
1表示している学校を
2資料請求リスト