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【Part.1】高校2年生、全力で駆け抜ける「スイーツ甲子園」への夏

『レコールバンタン高等部』は、高校生のうちから製菓や調理を集中して学べる通信制サポート校です。授業の80%は実習で、現役プロの講師から指導を受けることができるほか、現場実習や企業連携による実戦プログラムなど、社会で活躍するための豊富な学びが用意されています。
この夏、東京校と大阪校の2チームが、「第12回貝印スイーツ甲子園」決勝大会に進出しました。今回は全2回にわたり、決勝大会に挑んだ生徒さんへのインタビューをお届けします。

夢はパティシエになること

左から、パティシエ専攻2年生の高橋愛華さん、浦慎之介さん、及川麗さん

東京校 パティシエ専攻2年生の高橋愛華さん、浦慎之介さん、及川麗さん(チーム「Rig」)にお話をうかがいました。

――なぜパティシエに? 高校から専門に特化することへの不安や迷いは?

高橋さん:中学2年生の時からパティシエの仕事に就きたいと思っていました。細かい作業やお菓子作りが好きだったのと、早くに就職して自立したかったというのが理由です。学費のこともあるので、親に相談した時には少し躊躇されましたが、高校を卒業したらすぐに就職できるし、絶対将来のためになると話したら納得してくれて。今では、「やるからにはやりきって!」と応援してくれています。

浦さん:周りは全日制の普通科に進学する人が多かったので、正直迷いはありました。もともとは僕も、高校を卒業してからパティシエの専門学校に通おうと思っていたので。でも、高校卒業資格を取りながら早くに専門を学べる学校があると知って、そちらの方がパティシエになる近道だし、今、自分がやりたいのはこれだ!という気持ちで、進学を決めました。

及川さん:おばあちゃんがクッキーなどを焼いている姿を見て、自分もあんな風に作れるようになりたいとずっとパティシエを目指していたので、私は不安よりも楽しみの方が大きかったです。他の人と違う学び方ということも、むしろ面白いと感じました。

スイーツ甲子園に向けて、ひとつずつの工程を洗練させていく

――『レコールバンタン高等部』への進学を決めた理由は?

及川さん:授業の80%が実習という所にひかれました。それに、学校案内のパンフレットに載っていた卒業生の作品が高校生とは思えないクオリティで。自分もこういう作品が作れるようになるならと思い、入学を決めました。実習で使用するエプロンが可愛いのもポイントです(笑)。

高橋さん:「スイーツ甲子園」で過去に実績を残していること、他の学校と比較して就職率が高いことに魅力を感じました。

浦さん:僕は最初からこの学校一択でした。親も、「違うと思ったら別の道を目指してもいいし、若いんだから何をやってもいいよ」と言ってくれていました。

浦慎之介さん、高橋愛華さん、及川麗さんは、チームRig(リグ)としてスイーツ甲子園へ挑む

――普段の学校生活はいかがですか?

高橋さん:週5日のうち3日が実習で、毎回いろいろなお菓子の作り方を学んでいます。あとの2日は食材学などの座学です。いわゆる5教科の勉強は宿題やレポート対応で大変な部分もありますが、やりたいことを優先して学べる環境がいいなと思っています。

浦さん:他の学校に比べて授業が早く終わるので、飲食店でアルバイトをしながら実際の調理の現場を学ぶことができています。貯めたお金で自分の調理器具をそろえて、学校で作ったものを家で復習したり、自分で考えたレシピを作ったりできるのは、この環境ならではだと思います。

及川さん:実習で作ったものを、家族や周りの人に食べてもらうのですが、「美味しかった」と言ってもらえるのがとても嬉しいです。自分が作ったものを人に提供して喜んでもらえる楽しさを実感できています。

自由な時間を活かして、自ら学びに行く姿勢

左から、パティシエ専攻2年生の武田愛里さん、鈴木妃菜さん、吉岡果笑さん

大阪校 パティシエ専攻2年生の鈴木妃菜さん、武田愛里さん、吉岡果笑さん(チーム「etoile」)にもお話をうかがいました。

――『レコールバンタン高等部』への進学を決めた理由は?

武田さん:姉が家でよく料理をしていて、一緒にお菓子を作っているうちに本格的に学びたいと思うようになりました。高校生のうちから将来の夢に向かって具体的に学んでおけば他の人と差がつきやすいと思い、進学を決めました。全日制の普通科に行ってほしいと考えていた親とは、かなり揉めましたね(笑)。でもどうしてもこの学校がいいという理由を根気よく伝えたら、最後はわかってくれました。

吉岡さん:小学校3年生の頃から自分でお菓子作りを始めて、将来はパティシエになりたいと思っていました。この学校は毎日実習があり、それも現役シェフの方が教えてくれるので、他の学校は見ずに一択で。小学校5年生の頃から、この学校に進学すると決めていました。

鈴木さん:私は熱しやすく冷めやすいタイプなのですが(笑)、お菓子作りは小さい頃からずっと楽しくて。お菓子はたくさんの人に見て、食べてもらえるのがいいなと感じていました。もともと大学への進学は考えておらず早く働きたいと思っていたので、技術を習得でき、就職までサポートしてくれるこの学校が将来への一番の近道だと思いました。

練習を繰り返し、技術もチームワークも向上させていく

――通信制であるこの学校に進学して良かったと思うことは?

武田さん:プロの先生のお話がとてもわかりやすくて、実際の現場のことなども丁寧に教えてくださいます。自由な時間も多いので、自分でパティスリー巡りなどもして。最近は兵庫の有名店「リビエール」で、一日働かせてもらったりもしました。

吉岡さん:全日制は長期の休みでも宿題に追われることが多いと思いますが、この学校はそれがあまりないので、好きなことに時間を使えています。ライブや旅行に行ったり、友達の家に集まって、みんなでお菓子を作ることもあります。

チームetoile(エトワール)としてスーツ甲子園へ挑む
吉岡果笑さん、鈴木妃菜さん、武田愛里さん

鈴木さん:毎日お菓子を作れるのは楽しいです。全日制と比較されることもあるかもしれませんが、実際社会に出たら、この人は全日制、この人は通信制、というような見方はされないと思うんです。大人の人から見るよりも差はないのかな、と。むしろ専門的な学びの時間が多いし、趣味にかける時間も取れるので、通信制を選んで良かったと感じています。

現場で活躍できる人材を育てる学校

「プロとして通用する人材を育てたい」鍋田幸宏先生の指導は熱い

東京校の講師である鍋田幸宏先生にお話をうかがいました。

鍋田先生:製菓の業界はとても厳しく、正直すぐにやめてしまう子が多いです。それは学校の指導にも問題があると思っていて、現場で活躍できる人間を育むのが学校であり、教育です。お菓子の作り方や技術だけでなく、社会で長く働ける人材を、お菓子作りを通して育成することを大切にしています。
言われたことしかできないようでは、社会では通用しません。自分で考える力を身につけるように、あえて「教えない」こともあります。ですから、多少厳しい指導をすることもあります。

「スイーツ甲子園」への出場は、チームワークや個々の責任感を養う上で、よい経験になると思います。もちろん結果が全ての世界なので、「参加することに意義がある」というような気持ちなら、やらない方がいい。でも、それまでに努力してきたことは必ず自分たちの中に残ります。それを次に活かせるかどうかは本人次第です。
お菓子作りには、見た目、味などいろいろな要素が入っており、「私はこういうお菓子を作る人間です」という自己表現の場でもあると思います。そこに至るまでには時間や経験が必要ですが、自分で考えたものを世に送りだせる素晴らしい仕事だと思います。


東京校、大阪校の6名の生徒さんは、授業での学びを活かして「第12回貝印スイーツ甲子園」に挑みます。次回は「スイーツ甲子園」を過ごした6人の夏をお届けします。

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