ドルフィントレーナー への第一歩を踏み出せる、唯一の通信制高校 | GO!通信制高校|通信制高校・サポート校情報

TOPへ戻る

通信制高校取材記事 通信制高校取材記事

ドルフィントレーナー への第一歩を踏み出せる、唯一の通信制高校

国内外から観光客で連日賑やかな日本ドルフィンセンター

『ヒューマンキャンパス高等学校』高松学習センターは、全国の通信制高校で唯一、「ドルフィントレーナー」専攻を設けています。水族館などで目にする華やかなドルフィントレーナーですが、そこに至るまでにはたくさんの学びや経験が必要です。
香川県さぬき市にある日本ドルフィンセンターと提携し、実際の飼育実習を通してイルカや海洋生物について学ぶ同コース。今回は、2年生の中津舞羽さんにお話をうかがいました。

夢に向かって、東京から香川へ

ヒューマンキャンパス高等学校 中津舞羽さん(ドルフィンコース2年)

入学のきっかけは?

高校1年生の12月までは、都立の全日制高校に通っていました。でも何かが違うと感じて、転校を考えていたんです。たくさんパンフレットを取り寄せて転校先を探している中で、『ヒューマンキャンパス高等学校』には「ドルフィントレーナー」専攻があると知り、ここに行きたいと思いました。

最初から通信制への転校を考えていたのですか?

はい。全日制だと転校生は珍しいし、通信制と比べると、制服やジャージなど転校にあたって用意するものも多く、お金がたくさんかかってしまうので。仲のよい友達が別の通信制高校に通っていたこともあって、自然と通信制という選択肢が浮かんできました。

転校したいと伝えた時の親御さんの反応は?

私が夢を追うことは応援してくれていました。ただ、東京から香川に引っ越して一人暮らしになるので、「少し考えさせて」とは言われました。これは私も同じで、最初は近場への転校を考えていたので、「ドルフィントレーナー」専攻は香川県にしかないと知った時に、親元を離れることが少し辛いかなとは思ったんです。でも最終的には、「覚悟があるならいいよ」と背中を押してもらいました。

資格、英語……。必要なことに全力で

海に隣接する同センター。専門スタッフによるドルフィンセラピーなども行われている。

1週間のスケジュールを教えてください。

ドルフィンセンターに実習に行く火曜日以外の平日は、10時頃から学校でレポートなどの勉強をして、14時からはアルバイトに行っています。帰宅は20時〜21時くらいなので、帰ったらすぐ寝る準備ですね。
火曜日はドルフィンセンターで10時〜16時頃まで実習です。アルバイトは必ず休みにしているので、帰宅後は家事をしたりレポートをしたりしています。
土曜・日曜は、12時頃から夜までアルバイトをしています。

進学や就職に役立つことを具体的にイメージして、すぐに行動。

アルバイトにかける時間が多いですね。

最初からアルバイトはしようと思っていたんです。暇な空き時間があるならアルバイトでお金を貯めて、次に活かそうと。卒業後は専門学校に進学したいと思っているので、そのための貯金です。

専門学校は、どの分野を志望していますか?

将来は水族館のトレーナーになりたいので、高校と同じくドルフィントレーナーについて学べる学校を志望しています。でもまだ今の段階では就職までのイメージがうまくつかないので、この夏はオープンキャンパスに参加したり、水族館のトレーナーさんに直接お話を聞ける場に参加するなどして、夢に向かってどんな段階をふんでいけばいいかを考えたいと思っています。

トレーナーさんにどんなことを聞きたいと思っていますか?

水族館トレーナーになるには潜水士の免許は必須なのですが、他にはどんな資格や技術が必要かを知りたいと思っています。また、どの程度の学力が必要か、どんなことを勉強したら役立つのかもお聞きしたいです。

ドルフィンセンターの実習を通して、実感していることは?

英語力は絶対にあった方がいいということです。ドルフィンセンターには外国人のお客様もたくさんいらっしゃいます。最低限の英語力があれば、餌やり体験時の注意事項やイルカの魅力をしっかりと伝えられると思います。例えば、「胸びれには5本の骨が入っているけれど、尾びれや背びれは全部筋肉です」という専門的なことも、英語ができれば正しく理解してもらえます。せっかく訪れてくださったからには、不安を感じることなくいろいろな体験をしてほしいし、イルカのこともたくさん知ってほしいなと。だから英語は絶対に頑張ると決めています。

ドルフィンセンターでは接客やイルカたちの食事の準備など、色々な仕事を手伝う。

楽しいだけじゃない。だからこそつかめる未来

アルバイトの前に学校で勉強。先生や友達に会うと気分転換にもなる

通信制高校に入ってよかったと思うことは?

自由に時間を使えるので、アルバイトなどでいろいろな世代の人と触れ合って、自分の糧にできることです。社会人としての経験が豊富な方々から学ぶことは、たくさんあります。
もうひとつ、一人暮らしを通して自分のことは自分でできるようになったことも大きいです。料理も掃除も洗濯も、実家にいると親が全部やってくれますし、朝も起こしてもらっていましたから(笑)。朝が弱いので、特にドルフィンセンターに行く日にはちゃんと起きられるか不安でしたが、今ではすっかり慣れました。

「ドルフィントレーナー」専攻を目指す人にメッセージを

華やかな面ばかりに目がいってしまいがちなドルフィントレーナーですが、実は地味な作業の積み重ねです。学ぶ環境としても、夏は太陽の日差しや照り返しが強く、冬は強風と冷たい水に対応しなければなりません。大切なのは、努力と積極性です。さらに他県から入学するなら一人暮らしになるので、根性も必要だと思います。せっかく入学したのにやっぱり違うな……というのはもったいないので、まずは厳しさや大変さを知ることから始めてみるとよいと思います。

同校の多田文子先生にもお話をうかがいました。

ドルフィントレーナーの華やかさは一瞬です。その裏側にあるのは、イルカとの地道なトレーニングや、鯖を切って運んで餌やりをして、また切って運んで……というコツコツとした仕事です。それを知った上で入学してくる強い意志を持った生徒でも、夏の暑さで体調を崩したり、心が折れてしまうこともあるので、私たち教員は生徒の顔をしっかり見ることを意識しています。ごはんはちゃんと食べているの?と確認するなど、時に口やかましいと思われるくらいかもしれません。
動物が大好きな生徒達なので、実習ではもっとやりたい!と言ってくることもありますが、生徒の意向を聞きつつ、大人としてブレーキをかけてあげながら、成長を見守っています。

日頃からよく会話するので、アルバイトのこと、帰省予定など先生は何でも知っている。

ヒューマンキャンパス高等学校ドルフィントレーナー専攻の同級生の中には、既にドルフィンセンターで担当のイルカを持ち、トレーニングを積んでいるとのこと。イルカがなかなか技を覚えてくれない時には叱られることもあり、先生方に辛いと話していたようですが、最近では「新しい技を覚えてくれた!」と、喜んで話しているそうです。
『ヒューマンキャンパス高等学校』高松学習センターの「ドルフィントレーナー」専攻は、憧ればかりでなく大変さも含めて、トレーナーになるための確かな一歩を踏み出せる場と言えるでしょう。

通信制高校を探す

取材記事の一覧に戻る

copyright 2018 Go!通信制高校 Asita LLC