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「英検」へのチャレンジが、自信と継続性を生む。

通信制高校へ通っている生徒たちに話を聞くと、魅力の1つに「全日制高校よりも自由に時間を使える」という点がよく挙がります。
では、自由度の高いスケジューリングの中で何をするか。
今回ご紹介する『賢明学院高等学校 通信制過程』と『ECC学園高等学校』では、積極的に英語学習に取り組み、英検資格の取得を後押ししているのが特徴です。

「英検なんて無理」「きっと取れない」中学の時に不登校だった生徒は、特にそのような「諦め」に似た気持ちを抱いてるそうです。そして、「失敗したくない」と。

しかし、両校ではそれでも「一度やってみない?」と生徒に呼びかけています。
一体、何のために…?
先生や生徒の声から、その理由を紐解いていきましょう。

賢明学院高等学校 通信制過程 左が菟原 怜生さん、右が佐古 愛佳さん
賢明学院高等学校 通信制過程
菟原 怜生さん(左)/ 佐古 愛佳(右)

最初は「be動詞」から。学び直しが自信になる。賢明学院高等学校

「不登校や転入などの挫折を経験している生徒は、自己肯定感が低い。だから、そんなことはないよと話し、チャレンジしてダメだった挫折と、何もしない挫折は違うことを伝える」
そう語ってくれたのは、賢明学院高等学校で英語を教えている吉岡先生です。

目標を持ち、主体的に何かに取り組む――英検は、そのきっかけづくりとして機能しています。
でも、なぜ英検なのか…?
その理由は、「必ず合否が出るから」だそうです。

挫折を味わい、「自分なんて…」という思いが強くなってしまうと、どうしても次への一歩を踏み出すのに躊躇してしまいますし、「また失敗するんじゃないか」と恐れてしまいます。
そのため、まずは受験してみることを自分に自信を持つための最初のチャレンジと捉えているのです。

もちろん、「英語はあまり勉強したことがない…」という生徒のために、英検対策講座だけではなく、中1レベルからもう一度勉強できる「学び直し講座」も開設。実際、同校2年の佐古さんは英語の基礎とも言える“be動詞”から学び直し、すでに英検4級まで取得しています。
いまは3級の取得を目指していますが、苦手なリスニングも先生との1対1で聞き取れたかを随時チェックしながら進められるので、とてもスムーズに勉強が進んでいるそうです。

また、同じく2年の菟原くんは卒業までに2級の取得を目指しています。準2級以上を取得すれば大学受験の際も英語の実力アリと判断されますし、特にこれから高校入学を控えている方は3年次に従来のセンター試験ではなく、新しい「大学入学共通テスト」を受けることになります。
この変更によって英語の試験には民間試験を活用でき、大学進学を考えている方にとって英検を取得することは今まで以上に大きなメリットとなるはずです。

賢明学院高等学校
吉岡 陽子先生(左)/ 佐古 愛佳さん(中)/ 菟原 怜生さん(右)

大切なのは、「プラスの連鎖」を呼ぶ教室づくり。ECC学園高等学校

一方、ECC学園高等学校の谷口先生は、「英検合格というゴールがはっきり見えるので、生徒はがんばりやすい。仮に不合格でも、来年もう一回受けてみないかと勧めると継続的な努力につながる」と話してくれました。
最初は英検取得に向けた勉強をするか迷っている生徒も、対策講座の授業を見学した際に周囲が頑張っている姿を見ると、「自分もやってみようかな」と感化されるそうです。

こうしたプラスの連鎖が起きるのも、「知らないことは恥ずかしいことではない」と指導し、仮に自己紹介などがうまくできなくても「他の生徒が笑ったり茶化したりしない」という通信制高校ならではの落ち着いた環境があるから。
「こんな雰囲気のところで学びたくない」と思わせない教室づくりを行っているからこそ、生徒のがんばろうとする気持ちを呼び起こすのではないでしょうか。

ECC学園高等学校では英語を真剣に学んだことで海外留学に興味を持ち、大阪外国語大学に進学した生徒もいます。
チャレンジするきっかけさえ掴めば、あとは本人次第でいくらでも伸びていける。そのことに気付いてもらうため、両校は英検取得を後押ししているのです。

ECC学園高等学校
生徒の相談にのる谷口 多恵子先生(左)

自由度の高い通信制高校では、目的を持つことでそのメリットを最大限に享受できます。両校の先生方はそれをわかっているからこそ、「英検」という将来にも役立つ明確なゴールを設定し、生徒1人ひとりのやる気を引き出していました。

もちろん、両校とも英検取得や英検対策講座の受講を義務づけてはいません。
しかし、賢明学院高校の佐古さんは英検が取れたことによって自信も生まれ、3級を取ったら漢字検定にもチャレンジしたいと話してくれました。

自分の意志で挑戦する――この意欲こそ、高校生にとって最も大切なものではないでしょうか。

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