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クラーク記念国際高等学校が、学ぶ場所を選ばない次世代型学習をスタート

2019年4月、『クラーク記念国際高等学校』に新コースが設置されました。
その名も「NET+(ネットプラス)コース」。

学ぶ時間や場所にとらわれないネットラーニングを主軸に、担任と二人三脚で学びを進めるこのコースは、四半世紀にわたり通学を前提とする教育を展開してきた同校が提案する“次世代型学習”とのこと。

どのような学びを通して、どのようなことを身につけられるのか、『クラーク記念国際高等学校』の成田康介さんにうかがいました。

学び方を学ぶ「NET+(ネットプラス)コース」

「NET+コース」は1週間ごとに自分自身で計画を立て、それに沿ってネットラーニングで学習を進めていくのが特徴です。
学ぶ場所や時間は自由。自宅や自習室など、自分が一番集中できる環境で、自分が望むスピードで、方法で、自己の責任において目標達成を目指していきます。
大学受験対策を行う「スタンダードコース」を基本に、プログラミングや英語を重点的に学ぶ「プライムコンテンツ」(後述)も用意されており、もちろん高校卒業資格を取得することができます。

通学を前提としてきた『クラーク記念国際高等学校』が、なぜ今、学ぶ場所や時間にとらわれないコースを設置したのでしょうか。

成田さん:
「高校の通い方や学習スタイルが多様化してきている中で、生徒達の感覚も日々変化しています。同時に、人生100年時代や終身雇用の崩壊と言われるように、社会全体も刻々と変化しており、生涯学び続けることが求められ始めています。このような背景のもと、その場その場に応じて自分が学ぶべきことを選択し、自分の力で学習していくことができる人材を育成したいと考え、このコースを設置しました。全日型というスタイルを推し進めてきた当校ですが、生徒の感覚や社会の変化に応じて、当校自体の教育スタイルもまた多様であるべきだと考えました」

新コースについてお話下さった単位制開発部の成田さん

「NET+コース」が大切にしているのは、自律した学習者の育成です。ネットの自由性を最大限に活用し、自由という“枠”の中でいかに学習計画を立て、いかにそれを完遂するか。誰かが決めたカリキュラムに沿って学んでいくだけでは身につけることが難しい、生涯使い続けることができる「学ぶ力」を獲得できる場と言えるでしょう。

担任との一対一コミュニケーション

そうは言っても、“自由を使いこなす”のはとても難しいこと。そこで心強い存在となるのが「NET+コース」のもう一つの特徴である、担任との一対一のコミュニケーションです。
1週間ごとの学習計画を立てたり、その達成度を確認したり、もし計画通りに進めることができなかった場合には、「なぜできなかったのか」「どうすればできるようになるか」などを、週に1回の担任との面談を通してともに考えていくことができます。

成田さん:
「当校はもともと、生徒と担任との一対一のコミュニケーションを大切にしてきましたが、『NET+コース』はこれまで以上に担任の存在が重要になると考えています。当校の教員は、生徒の学習をサポートするための『学習心理支援カウンセラー』の資格を有していますが、本コースに配する担任はさらに、学習塾での指導経験のある教員を選抜しています。学習塾は週に2〜3回、1回2時間程度と、関わる時間が限られている中で生徒のモチベーションを維持し、学力を向上させ続けます。このような場で培った経験が、毎日登校しない『NET+コース』の生徒にも活かせると考えました」

もちろん週に1回の面談以外にも、オンライン学習システム上や電話、また月曜から金曜まで解放されている自習室を訪れた際など、必要な時にいつでも相談が可能とのこと。「思うように勉強が進まず困った」「なんだかやる気が出ない……」など、一人で抱え込んでしまうような場面でも、担任の先生と話をしながら着実に乗り越えていけそうです。

アクティブラーニングを活用した学び

自律した学習者の育成とともに、「NET+コース」が目指しているのが「思考力・判断力・表現力・主体性・協働性・多様性」の6つのスキルの獲得です。これは、2020年度からの大学入試改革内で求められている力と共通します。

本コースでは週に1回登校して、PBL(Project Based Learning)の形式をとったアクティブラーニングの授業を行います。そこではさまざまな社会問題の解決について話し合ったり、実際の企業からテーマをもらって商品企画をしたりと、仲間とともに進める課題解決型の学習を通して、他者との協働や主体性、コミュニケーション力など、ネットラーニングだけでは身につけることができないスキルを学んでいきます。

成田さん:
「社会で活躍するためには、これらのスキルが欠かせません。もし将来フリーランスで働くとしても、自分の意見をきちんとプレゼンテーションしたり、共同で何かを行ったりと、他者との結びつきは絶対に必要になります。その力を養うためのアクティブラーニングであり、ネットラーニングとあわせて本コースの学びの両輪となるものです」

また「NET+コース」には、以下のプライムコンテンツが用意されています。

■NET+ PRIME Programming(ネットプラス プライム プログラミング)
ネットラーニングでプログラミングを学びながら、週に1回の登校時に先生からの直接授業やチェックを受けます。課題を日々クリアしながらさまざまな言語を身につけ、自分が本当に作りたいものや、まだ世の中にないサービスを生み出すことができる人材の育成を目指します。

■NET+ PRIME International(ネットプラス プライム インターナショナル)
毎日25分間行うネイティブ教師とのオンライン英会話や、週に1回の登校時に仲間と英語でディスカッションすることなどを通じて、英語でのコミュニケーション能力を身につけます。またネットラーニングは、英検対策としても活用できます。

プライムコンテンツは随時増設予定で、今後は起業家育成のためのプログラムや、さらに深い課題解決型の学習を行うコンテンツも検討しているとのこと。

最後に、このコースはどのような人に向いているかをうかがってみました。

成田さん:
「自ら学びたい、自ら何かをしたいという人に向いていると思いますが、高校生のうちからそこまで明確な気持ちを持てる人は多くはないでしょう。しかし担任と話をしていく中でやりたいことが具現化され、自律した学びの必要性を感じるようになるはずです。まずはそのきっかけとして、ぜひ「NET+コース」専属の担任に会いにきてください」


「夢・挑戦・達成」をキーワードに掲げる『クラーク記念国際高等学校』。学習形態がどれだけ多様化しようとも、この本質は変わらないと成田さんは語ります。
夢を求めて何かにチャレンジする場があり、達成の喜びが得られるような教育を通して、個人の「生きる力」を育む。
「NET+コース」での学びは、自分に必要な力を自分で取得するための訓練ができる、ひいては、いつまでも成長し続けられる大人になるための礎となることでしょう。

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