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高校卒業はゴールじゃない。その先も、自分の足で歩いていくために

『星槎国際高等学校』安田 彩花先生(高松学習センター)、松浦 智広センター長(丸亀学習センター)、髙橋 浩之センター長(高松学習センター)

『星槎国際高等学校』は、北海道芦別市を本部校に、全国25カ所に学習センターを置く広域通信制高校です。

「子ども達が通いたくなる学校を作ろう」という所からスタートした同校では、全てが生徒中心。学校のプログラムに生徒をあてはめるのでなく、生徒がやりたいこと、生徒に必要なことを実現するという姿勢が、教育の根底にあります。

今回は生徒に合わせて作っていく学校、『星槎国際高等学校』の学びについてご紹介します。

卒業後の未来を見据えて

星槎国際高等学校では、実際の職場を体験するインターンシップが盛んに行われています。

『星槎国際高等学校』が目指すゴールは、高校を卒業することではありません。生徒が自立し、自分の力で卒業後の人生を歩んでいくことをゴールにしています。そのため、高校3年間をまるごと進路指導の時間と位置づけ、「卒業後にはこうなっていたい」という所から、1年生ではここまでできるようにしよう、次の2年生ではここまで、3年生では……というように、今より少し先の未来を意識した指導を行っています。

もちろん、成長するスピードは人それぞれ。保護者との連携も図りながら、生徒一人ひとりに合わせた目標設定がなされます。もし、高校卒業後すぐに進学や就職をすることに不安がある場合は、各学習センターに併設されている「専攻科」(※)に進むことも可能です。
(※)専攻科とは、高校卒業後にさらなる実践を積みながら次のステップへの準備をする課程で、学校教育法により正式な学歴として認められています。

同校には、「人を認める」「人を排除しない」「仲間をつくる」という3つの約束があります。これは学校生活に限らず、長い人生においてとても大切なこと。いろいろな人がいるのは当たり前であり、自分の考えと違うからといってその人を排除するのでなく、たくさんの人と交わって仲間になっていく。授業や学校生活を通して、生徒がこのような意識を持てるようにしているそうです。

剣道コースを新設(高松学習センター)

高松学習センターの髙橋浩之センター長にお話をうかがいました。

髙橋さん:
「3つ約束をもとにしながら、今、目の前にいる生徒に何ができるかを常に考えています。ですから日常の会話をとても大切にしていて、生徒が欲していることを読みとれるよう心がけています。一人として同じ生徒はいませんから、同じ内容を説明するにしても、5人いれば5パターンの方法で。時には教師と生徒として、また時には一対一の人間として接するのが、当学習センターの方針です」

高松学習センターは、2018年度に「剣道コース」を新設しました。このコースでは、小・中・高校の各年代で全国大会優勝者を輩出したり、インターハイ準優勝・全国選抜大会優勝という経歴をもつ先生から指導を受けることができます。

通信制のメリットを最大限に活かし、しっかりと一般科目の授業を受けながら、選択授業の時間を使って剣道に打ち込める本コース。剣道経験者はもちろん、剣道を通して自分に自信をつけたいという初心者も歓迎しているとのこと。

同コースで剣道を教えている安田 彩花先生にもお話をうかがいました。

安田先生:
「剣道に打ち込んだ後の進路についても責任を持つのが、このコースの特徴です。警察官、その他公務員、教職員など、剣道経験者であることが活かせる職業は多数ありますよね。そこで、午前中の選択授業は公務員試験対策やパソコンなど進路に必要な勉強をして、午後は剣道の練習にあてるというように、将来を意識しながら剣道に打ち込んでほしいと思っています」

地域からリアルを学ぶ(丸亀学習センター)

丸亀学習センターの松浦智弘センター長にお話をうかがいました。

 松浦さん:
「生徒一人ひとりが、どこかの場面で主役になってほしいと思っています。引っ込み思案な生徒でも、よくよく話をしてみると何かしらの趣味や強みを持っているもの。そういう生徒が輝ける場を作ることは意識していますね。例えば文化祭の準備をする際に、得意分野の作業を割り振ってみたり。すると周りの生徒は『あいつ、こんなこと知ってるのか! すごい!』となるんです。このような積み重ねによって、『3つの約束』を身をもって感じられるようにしています」

商店街の中に校舎がある丸亀学習センターでは、その立地特性を活かし、地域から学ぶ機会を積極的に設けていく予定です。過去には、文化祭と商店街のイベントとでコラボレーションし、街中で仮装パレードを行ったのだとか。

松浦さん:
「選択授業のひとつとして、地域の方から学ぶ時間を作りたいと考えています。例えば、将来整備士になりたいと思っている生徒がいれば、近隣の自動車整備工場に行って車のことを教えてもらったり。インターンシップとしてパン屋さんで接客を学ぶのもいいですし、『お店をひらく・経営する』という観点で店主の方からお話をうかがうこともできる。学校という枠を超えて地域の方と一緒に何かをするという経験は、生徒の将来に役立つと考えています」


無理なく自分に合ったスタイルで学びながら、同時に卒業後の未来を現実的にとらえ、着実に準備を進めていける『星槎国際高等学校』

高校卒業は決してゴールではないと明言し、その先の将来を真剣に考え寄り添ってくれる先生たちのもとで、人生を描いてみませんか。

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