文部科学省が2018年2月に公表した「問題行動・不登校等調査」のデータでは、不登校の子どもは4年連続で増加しています。
そのため、不登校に対して悩みを抱えている保護者の方も少なくありません。(2018年時点)
今回は通信制サポート校とフリースクールが一緒になったサポート校のWILL学園での不登校を解決するための秘訣についてお話を伺いましたので、ご紹介します。
保護者と子どもの二者間では解決は難しい
WILL学園でのよくある事例では、生徒が不登校になった場合に、保護者と子どもの二者間では問題を解決するのは難しいとのことでした。
それは親が子どもの悩みに対して必死でも、保護者と子どもの二者間では、どちらか一方的な意見を通してしまうケースがあったり、父親と母親が対応についてぶつかってしまうことも。
そうすると子どもがさらに悩みを抱え、負の連鎖に陥ってしまうことがあります。
それでは解決の糸口を見つけるには、なかなか難しいです。
そういったときにはケンカや話し合いの場でも同じですが、中立的な第三者が間に入ることが非常に大切です。
WILL学園では第三者として対応に入ることにより、解決の糸口を見つけていくことと同時に、保護者の方の不安も和らげていくことができます。

対応はWILL学園が一任
WILL学園では生徒には単に勉強を学ばせるだけでなく、好きなことや興味があることに先生が親身に対応します。
時には好きなことについて語り合ったり、一緒にゲームをしたりなど親身な対応によって、生徒とコミュニケーションをとり、信頼を築いています。
そして、保護者には定期的に保護者が子どもに対しての悩み相談や状況が話し合える「しゃべり場」や「保護者面談」を定期的に実施しています。
保護者の方には子どもに対しての悩みを聞き、今後の対応を検討しています。
対応については、学園に一任させてもらうスタンスですが、学校として生徒への接し方やどういった対応をしているか、生徒が本当にどうしていきたいのか、などをありのまま保護者の方にお伝えしています。
第三者として中立な立場をもって一任して対応しているからこそ、解決の糸口が見えてくるそうです。
WILL学園では多くの生徒が数ヶ月でコミュニケーションがとれるようになったり、在宅コースの生徒でも通学コースに変更しています。

保護者、生徒、学校や地域社会とのつながりがあって本当の解決に至る
WILL学園内で少しずつコミュニケーションが取れはじめたり、登校に慣れ始めると地域社会とのつながりをおすすめしています。
勉強や進学も大事ですが、将来を考えた際には学園外でも不安に思わないようにすることが大切です。
地域社会とのつながりとして、アルバイトやボランティア、塾や習い事など、さまざまで、生徒のやりたいことや見合ったことを先生が一緒に探したり、アルバイト先の悩みや相談を受けるなど、親身に対応しています。
そうして保護者、生徒、地域社会とのそれぞれの関わりができるようになってはじめて不登校の悩み解決に至ります。
勉強や進学も大切ですが、将来性や人、地域社会とのつながりを大事に考えているからこそのWILL学園ならではの対応です。

不登校についてお悩みの方は、保護者と子どもの二者間、または親同士で解決や対応が難しくなっていませんか?
そういったときはぜひWILL学園に相談してみてはいかがでしょうか。
中立的な立場をもった対応だからこそ、解決の糸口がみつかるかもしれません。