
馬屋原愛佳(まやはらあいか)さん/高2・副委員長/写真左
通信制高校の中には「好きなこと」に専念できる学校があります。
今回紹介する『東京芸能学園 高等部』には「普通科」の他に「芸能科」と「ダンス科」があり、中でも中学校で必修化されメディアに取り上げられる機会も多くなったダンス科には130名もの生徒が在籍。
「ダンスが好きだから、いま思いっきり楽しみたい!」
「ゆくゆくはプロになって海外へ!」
校内はそんな夢と情熱にあふれ、業界の第一線で活躍する講師陣によって次々と新しい才能が磨かれています。
『東京芸能学園 高等部』では一体どんな生徒が学んでいるのか…2人のプロの卵を通して、実像に迫っていきましょう。
真船さん
仲間が、先生が、いつも大きな刺激をくれる!

私は4歳から家の近くのダンススクールに通っていました。父親がいつもヒップホップを聴いていて、自然と曲にノッていましたね(笑)
義務教育の終わりが近づくにつれ、「これからも本気でダンスをしたい!」と思うように。ダンススクールの先輩に相談して、勧められたのが『東京芸能学園 高等部』だったんです。
最初は「どんな人たちがいるのかな」とか「友達はできるかな」とか、不安もありました。
でも、実際に入学してみんなでダンスレッスンを受けると、すぐ仲良しに。
先生方が挨拶や礼儀もきちんと教えてくれるので、自然とコミュニケーションを取り合う関係になれますね。
将来の夢は、もちろんプロのバックダンサー。
私はずっとヒップホップをしてきましたが、授業ではジャズやバレエなど幅広いダンスを学んでいます。「踊ること」への理解も深まりますし、いろいろなダンスを知ることでプロになるためのベースがつくられていると実感できます。
また、授業は全学年で行うのも特徴の一つ。私はいま高校二年生ですが、同期だけではなく、先輩や後輩の良いところもどんどん吸収していきたいですね。
みんなダンスが大好きだから、学校はとても楽しいです。特にプロを目指している同期は、「仲間でライバル」というような気持ちを分かり合える大切な存在になりました。
常に刺激をもらえる環境ですし、ダンスに本気で取り組んでみたいなら、ぜひ一緒に踊りましょう!
馬屋原さん
とことん自由。イベントの振り付けも自分たちで!

兄の影響で、私も4歳から地元・兵庫のダンススクールに通っていました。でも、本気でプロを目指すなら第一線で活躍している先生に学んだ方が良い――そう考えて、『東京芸能学園 高等部』への入学を機に上京しました。 親も私の夢を応援してくれ、上京に賛成してくれたのがうれしかったですね。
普段の授業ではピップホップとジャズに加えて、ヴォーカルトレーニングを受講。それに、春は卒業公演、夏は芸能発表会、冬はクリスマス会とイベントも豊富。
ステージで踊る内容や曲もみんなで考えながら決めていくので、レッスンで習ったことを反映しながら「今度はどんなイベントにしようか?」とアイデアを出し合うのが楽しいです。
この自由度の高さが、実は一番の特徴かもしれません。
大きなステージに立ったり、みんなで1つの作品をつくり上げた時は「ダンスをしていて良かった」と心から思います。
『東京芸能学園 高等部』には生徒会もあり、高2のクラスでは沙羅ちゃんが「委員長」で、私が「副委員長」。
公演時の指示の出し方なども少しずつ身に付けていきながら、将来はアーティストのバックで踊れるようなプロになって、日本だけでなく海外でも活躍したいです。
実際、この学校の卒業生でバックダンサーになった先輩は大勢いるので、ここで学べば私の夢も必ず実現できると信じています!
真船さんと馬屋原さんは共にプロのバックダンサーを目指し、時には仲の良い同級生として、時には切磋琢磨するライバルとして、お互いを高め合っています。 「ダンスに真剣に向き合い、同じ夢を共有する同年代の仲間」に出会えたことで、彼女たちはその成長スピードをさらに加速させていくでしょう。
明確な目標を持ち、その上で「好きなことに本気で打ち込むために」通信制高校に通うのは、もしかするととても賢い方法なのかもしれません。 なぜなら、自分の将来のために必要なスキルを磨きながら、高卒資格も得られるから。歌や演技の授業もあるため、将来ヴォーカリストや俳優・女優を目指したい方にも最適です。
彼女たちがプロとなり大舞台で活躍すれば、今度は彼女たちに憧れて入学する生徒が出てくるはず。そうなることを、ぜひ期待しましょう。