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焦らずに向き合う、高校入学後すぐの不登校

4月は入学シーズン。中学校までとは環境が大きく変わり、高校に入学してすぐ、不登校になってしまうお子さんが多いです。教育庁が平成28年に発表した「不登校・中途退学対策検討委員会報告書」によると、全日制都立高校生の3.1%(1学級に一人程度)が中退しており、そのうち1学年次に中退する生徒は、54.3%と過半数を占めています。
保護者の方としては、どうなってしまうのか心配かと思いますが、解決方法や選択肢はたくさんあります。焦らず、お子さんとゆっくり向き合っていきましょう。

不登校になる原因は複数あることも

高校の入学を機に環境が変わることで、お子さんには大きなストレスがかかります。学校の雰囲気に馴染めない、先生や同級生との人間関係がうまくいかない、受験に失敗したことで、志望校に通えず、保護者の期待に応えることに疲れてしまった…など、不登校に至るきっかけはさまざまです。朝が弱くて起きられず、徐々に遅刻を繰り返しているうちに、学校に通いづらくなるケースや、突然原因不明の腹痛に襲われ、登校できなくなってしまうこともあります。
中にはいじめなど、先生や保護者に相談できない悩みを抱えている場合や、複数の要因が複雑に組み合わさっていることもあり、家族全員で悩んでしまい、時にはパニックに陥ってしまうことも少なくありません。

混乱期、停滞期、回復期があることを知る

不登校の状態は、混乱期(初期)、停滞期を経て、少しずつ回復していきますが、家族や本人が考える以上に、回復までの時間がかかるものです。混乱期では精神状態が不安定になりやすく、「なぜ学校へ行かないんだ」と強い言葉で叱責したり、無理に登校を強要したりすることは逆効果になるため、注意が必要です。1カ月以内で回復するお子さんもいますが、数カ月や、2~3年以上を要することも少なくありません。まずは落ち着いて、見守ることから始めましょう。

現状をまず受け入れて、不安を取り除くことが大切

本人も「学校に行けない」という状態に深く悩み、傷付いています。「無理しなくても大丈夫。自分のペースで良いよ」と声を掛け、不安を取り除いてあげましょう。周囲とのコミュニケーションが難しい場合は、学校とは関係のない雑談を交わすなど、自発的に学校へ通いたい、家から出たいという姿勢が見られるまで、ゆっくりと構えることも大切です。家族との会話や、買い物などの短時間の外出ができるようであれば、本人と相談して、今後のことを少しずつ決めていきましょう。

保健室登校や別室登校、カウンセリングを検討

不登校からの復帰を考える時、まずは保健室登校や別室登校、スクールカウンセリングなどを検討することになりますが、「恥ずかしい」「周囲の目が気になる」といった気持ちを抱く子もいます。
学校によっては「IT等を活用した学習活動」を活用し、家庭学習を単位として認めてくれるケースもありますが、こうした措置には学校長の判断が必要なため、実際には外部施設の利用を勧められることが多いようです。

学校復帰を目標とした外部施設とは?

外部施設には、下記のようなものがあります。

  • 教育支援センター(適応指導教室)
  • フリースクール

教育支援センター(適応指導教室)は公的施設のため、入室費用は無料です(交通費、教材費や体験学習などの費用は有償)。 利用には学校の承認が必要で、学校側から入室を勧められることもあります。
フリースクールは子どもたちの居場所を作ることを目的とした民間施設であり、利用料はかかりますが、保護者の会などに参加できるメリットもあります。
気を付けないといけないのは、保健室登校にしろ、外部施設にしろ、学校復帰を焦るあまりに、保護者の都合で本人に無理をさせていないかという点です。あくまでもお子さんの意思を尊重することが必要です。

通信制高校という選択肢があるので安心

保護者の皆さんの心配事としては「欠席日数が増えると、留年してしまう」という声が一番多く聞かれます。勉強や人間関係のちょっとしたつまずきから、どんなお子さんでも不登校になる可能性があります。5月になると、保護者の方々から通信制高校の資料請求が多く寄せられるようになります。お子さんの将来について、多くの方が不安や悩みを感じているのです。
不登校の生徒でも、無理なく卒業できる選択肢として、通信制高校は存在しています。現在の学校からの転編入が随時可能なケースも多く、単位を引き継いだまま、新しい環境で勉強を続けられます。
通信制における学習の進め方は自由度が高く、難関大学を目指す特進コースから専門分野を学べるコースまで、幅広い選択肢がそろっています。登校日数についても、年数回だけの登校で卒業できる学校から、全日制と同様の週5日制まで、幅広い登校スタイルを選ぶことが可能です。また、カウンセリングやメンタルケアに力を入れている通信制高校も多く存在しています。卒業に向けて、親身になって相談に乗ってくれる先生方に、きっと出会うことができるでしょう。

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