通信制高校とは?気になる情報を詳しくご紹介

全日制高校や定時制高校に比べて、馴染みの薄い通信制高校。※「令和2年度学校基本調査」(文部科学省)よると、全日制高校(定時制高校含む)の学校数5,131校に対して通信制高校は257校と少ないこともあり、認知度が高くありません。そこでここでは、通信制高校について、「どんな人が通っているの?」「入学や卒業について」などについて解説します。ぜひ参考にしてみてください。(※ 学校基本調査-令和2年度 結果の概要-:文部科学省 / https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/kekka/k_detail/1419591_00003.htm

どんな人が通っているの?

レポート(教科書の穴埋め問題など宿題のようなイメージ)やスクーリング(面接指導)などで、単位が取得できる通信制高校。毎日学校に通わなくても高校卒業資格が得られるため、中学校から進学した生徒をはじめ、一度は高校を中退した生徒、働いている生徒、不登校で悩んでいる生徒、病気で通学が困難な生徒など、さまざまな事情を抱えた人が在籍しています。

また、自由に使える時間が多いという利点に魅力を感じ、「好きなことと学業を両立したい」「大学受験の勉強に時間を使いたい」とあえて選んで進学する生徒も増えてきています。

このほかにも、タレントやスポーツ選手が本業と学業を両立させるために、通信制高校を選ぶケースもあります。

「生徒と向き合うこと」に力を入れている環境

文部科学省による「※ 広域通信制高等学校の質の確保・向上に関する調査研究協力者会議」(平成30年2月16日)の資料によると、現在、通信制高校では、教員を充実させて生徒と向き合う時間を増やすことで、より関係を深められるようにという施策を、国が進めています。(※広域通信制高等学校の質の確保・向上に関する調査研究協力者会議 / https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/125/index.htm)

学校側も、生徒の心の支えになろうと努力を欠かしていません。例えば、関東・甲信越地区に多くのキャンパスを持つ私立高校では、教職員全員が「学習心理支援カウンセラー」の資格を取得することで、カウンセリング能力の向上を図っています。このように、年齢も立場もバラバラな生徒に対応するため、教職員も成長しようとしているのです。

保護者以外に大人の相談相手がいるのは、学生にとって非常に心強いこと。通信制高校の先生は、スクーリングやレポートを通して、生徒をしっかり見ようとしてくれています。自分をよく知るパートナーとして、心強い味方になってくれるでしょう。

通信制高校の入学について

通信制高校を卒業するためには、全日制高校や定時制高校と同じく、3年間在籍()することが必須条件となります。毎日通わなくてよい代わりに、レポート提出・スクーリング・テストをこなすことで単位を修得し、卒業を目指します。( ※ 全日制高校から転入・編入した場合は、全日制高校の在籍期間と通信制高校の在籍期間を合わせて3年間

また、修学旅行や体育祭などに参加することでも単位取得が可能(自由参加の学校が多い)です。普段は自宅学習に励むものの、全日制高校の学生と変わらない思い出づくりができるのも、通信制高校の魅力の一つです。

通信制高校で得られるものは、高校卒業資格だけではありません。学校で勉強をして知識を深め、友人や先生と接することで人生を学ぶ……。人として、ひと回りもふた回りも成長できる場所です。通信制高校に進学しようか迷っている場合、まずは資料請求をしてみてください。

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