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社会人も通える通信制高校

「より良い就職先を探すために高卒資格を取りたい」「高校を中退したけど学び直したい」「大学を受験したい」。家庭的な事情や学校での問題などから、高校を卒業せずに社会人として働いているものの、やはり高校を卒業しておけばよかったと考えている人は数多くいます。そんな方におすすめしたいのが、自分に合ったカリキュラムで学べる、通信制高校です。今回は、社会人で通信制高校に通うメリットや、通学頻度、費用、利用できる制度について、詳しくお伝えします。

社会人で高卒資格を取るなら通信制高校が便利

働きながら高卒資格が欲しい、と考えたときに選択肢として上がるのが、通信制高校と定時制高校。現在、どんな仕事をしているかにもよりますが、多くの人は通信制高校を選んでいるようです。理由としてはまず、学ぶ場所の違いが挙げられます。仕事終わりに学校に行って勉強をしなくてはいけない定時制高校と違い、通信制高校は基本的に自宅学習です。自己管理能力は必要ですが、疲れが溜まりにくく、自分の都合に合わせて学習スケジュールが組むことができます。1日のうちの大半を職場で過ごす社会人にとって、時間の融通が利く通信制高校はとても便利なのです。

通信制高校には、どんな人が多い?

通信制高校に通う生徒は、仕事(アルバイトを含む)や家事をしている人が70%以上を占めています。忙しい毎日の空いた時間に、スマートフォンやパソコンで学習できる通信制高校は、仕事をしながら勉強したい方にピッタリと言えます。生徒の割合としては、公立の通信制高校の場合、半数が10代、約40%が20代、残り10%がそれ以外の年代とかなり幅が広いようです。私立では、20代の割合は10%以下と大幅に下がりますが、社会人クラスや、子育てをするママ向けのクラス、シニア向けクラスなど、年代や環境にあわせたクラスを設置している学校もあります。

通学頻度はどれくらい?

通信制高校の通学頻度は、学校によって異なります。大体は週に1日〜2日程度の登校(スクーリング)ですが、年に数回通えば良いという学校もあります。登校頻度が少ない学校では、インターネットを使った課題提出などで授業を進めていく場合もあります。仕事の頻度などから自分に合った学校を探してみてはいかがでしょうか。

通信制高校での学習に必要な費用は?

通信制高校にかかる費用は、公立か私立、自宅学習メインか通学中心の学習かによって異なります。3年で74単位を取得する通信制高校の1単位あたりの金額は以下の通りです。

公立通信制高校
1単位 180円~1,200円

私立通信制高校
1単位 5,000円~12,000円

公立では年間約3万円、3年間で約10万円となります。私立だと、自宅学習が中心の場合は3年間で40万円以上、通学学習の場合は100万円以上が必要なケースもあります。

社会人が通信制高校通学のために利用できる支援制度

通信制高校に通う場合、社会人でも高校生とみなされるため、「高等学校等就学支援金」を利用することができます。高等学校等就学支援金制度とは、名前の通り、授業料に充てる就学支援金を支給する制度です。支給資格には一定の所得制限がありますが、通信制高校の場合は原則、月額520円、年間18,720円が最長で4年間支給されます(文部科学省「高等学校等就学支援金制度(新制度)について」より)。

受給に必要な手続きについては、以下の書類を入学時に提出する必要がありますので、忘れないようにしましょう。

  • 受給資格認定申請書(学校を通じて配布)
  • 市町村民税所得割額が確認できるもの(市町村民税税額決定通知、納税通知書、課税証明書など)

同制度の利用だけでなく、自治体などが運営する奨学金も申請することができます。


社会人になってから通信制高校に通う理由は人それぞれですが、将来のことを考え、学習したいという意欲を持って入学する方が大半です。中には、高卒資格を取得後、有名大学に合格したり、条件の良い就業先へ転職したりする人も多くいます。

一人一人に合わせたカリキュラムがあり、部活動などの学校行事にも自由に参加できる通信制高校。少しでも関心を持たれた方は、ぜひ通信制高校について調べてみてはいかがでしょうか

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