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「高認」と「高卒」の違いって?

高校への進学を控えている方の中には、全日制や、通信制、定時制高校への入学のほかに、高認を検討している方もいることでしょう。似ているようで、微妙に違う高認と高卒。両方とも一定の学力があることを証明する資格ではありますが、最終学歴や費用、自由度などは大きく異なります。そこで今回は、高認と高卒の違いについて、分かりやすく解説します。

高認と高卒の定義とは?

まず理解しておきたいのは、高認、高卒が何を意味するのかということ。高認とは、毎年8月と11月に実施される「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)」を指し、それを通過した人が「高等学校卒業と同等以上の学力を有する」ことを認定する資格です。対象となるのは、満16歳以上の高卒資格のない人ですが、満18歳以上にならないと合格の効力がないため注意しましょう。

一方、高卒(高校卒業資格)とは全日制や、通信制、定時制の高校を卒業した人に与えられるものです。卒業には、以下の条件が必須となります。

1.年間以上の在籍

2.74単位以上の取得

3.文化祭や体育祭、生徒会などといった特別活動への30時間以上の参加

違い1 登校、勉強に関する自由度

3年間の在籍が必要となる高卒に比べて、高認は試験にパスすれば良いので、自由度は格段と高まります。自分でやりたいことが決まっている人や、高校の授業に左右されず、早いうちから受験勉強に取り組みたい人には向いていますが、8~10科目の試験に合格する必要があります。一方で全日制や、通信制などの高校に通う場合は、学校という組織に属することで社会性が磨かれるという利点があります。同時に、単位の取得やレポートの提出が求められるため、自由度は高認に比べて低くなる傾向です。

違い2 最終学歴と進学、就職への影響は?

履歴書に書く最終学歴は、高認と高卒で異なります。高校卒業と書ける高卒と違い、高認の場合は「高等学校卒業程度認定試験合格」と記載できますが、最終学歴は中学卒業です。高認を取ったあとで大学を卒業した場合、大卒となりますが、中退すると中学卒業となってしまいます。

大学や専門学校入学に必要とされる高認ですが、そのほかに、中卒でも進学できる学校としては高等専修学校があります。

就職に関しては、企業によって高認でも採用をしている企業がありますが、将来についてゆっくり考えたい、就活においてのリスクを減らしたい、という場合は高卒の方が良いと言えます。

違い3 かかる費用や勉強時間

高認と高卒では、資格取得までにかかる費用と時間が異なります。それぞれどれくらい違うか確認していきましょう。

高卒資格の場合、費用は全日制、通信制、定時制、または公立か私立かによって大きく異なります。全日制の公立高校の場合、一年でかかる金額は約40万円と言われています(私立は学校によって異なりますが、2倍ほどのところが多いようです)。通信制高校の場合、単位を全て取得するのにかかる費用は、公立の学校である場合約10万円、私立は40万円ほどが相場ですので、全日制と比べると安価に通うことができます。定時制高校は、私立・公立共に、全日制高校ほど費用はかかりませんが、定時制過程を設けている高校の数は全日制に比べて少ないため、学校に通うための交通費を計算に入れる必要があるでしょう。

いずれの学校も、世帯収入によっては「高等学校就学支援金制度」などを利用することで、学費を抑えることができます。

高卒認定試験の場合、受験する科目数によって金額が変わります。費用は以下の通りです。

7科目以上(8科目全科目)
8,500円

4科目~6科目
6,500円

3科目以下
4,500円

また、こちらに加えて参考書代や、通信講座代、塾代など勉強のスタイルに応じて、5万円~70万ほどかかる費用は異なります。勉強時間は、8科目全てを受ける場合、半年~1年ほどの時間が必要なことが多いようです。


一見似てはいるものの、費用や将来に与える影響など、さまざまな点で違いがある高認と高卒。どちらを取るべきか悩む方も多いかと思いますが、一番大切なポイントは「自分(お子さん)に合ったスタイルを選ぶ」という点です。将来の選択肢の幅を広げたいけど、ある程度の自由度が欲しいのなら通信制高校で高卒の資格を取れますし、将来やりたいことが明確に決まっていて自由な時間が必要なら、高認試験を受けるのが有利かもしれません。これを機に、自分らしい(お子さんらしい)高校生活の在り方を考えてみてはいかがでしょうか。

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