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通信制高校から大学進学。進学校ってあるの? 予備校は必要? 国立大学・難関大学は目指せる?

※掲載情報につきましては、内容が変更されている場合もございます。詳しくは各キャンパスにご確認ください。 ※キャンパスごとに内容が異なる場合がありますので、詳しくは各キャンパスにご確認ください。

2021年09月13日(月)

通信制高校から大学に進学する人は近年増加傾向にありますが、大学入試を前提として選ぶなら、どんな学校が良いのでしょうか。「通信制高校から大学へ進学するのは不利って本当?」「一般選抜は諦めたほうがいい?」「予備校は必要?」「国公立や難関大学は目指せるの?」そんな疑問を解消する、通信制高校から大学進学を目指す人へ向けた情報をまとめました!

通信制高校生の大学進学事情

通信制高校へ通う大半の人の主な目的は「高卒資格」の取得です。「平成30年度 学校基本調査」によると、全日制・定時制高校の大学等進学率が54.7%であるのに対し、通信制高校の大学等進学率は18.5%にとどまっています。

学校の種類 卒業生数 大学進学者数 進学者の割合
通信制高校 53,550人 9,885人 18.4%
全日制高校
(定時制高校含む)
1,056,378人 578,042人 54.7%

全日制高校と比べると大学への進学希望者数自体が少ないこともあり、ほとんどの通信制高校のカリキュラムは、基本的に大学進学を目的とした設計にはなっていません。通信制高校から大学進学を目指すなら、「高校卒業」ではなく「大学合格」をゴールとして明確に設定し、自発的に勉強する必要があります。

生徒それぞれの学びの自由が尊重される通信制高校では、受験勉強のモチベーションを保つための努力も、各自の裁量にかかっています。全日制の進学校のように、クラス一丸となって受験勉強に臨む雰囲気は期待しないほうが良いでしょう。一方、自由な時間がたくさんあるため、受験勉強に費やす時間を確保しやすいという単位制特有のメリットがあります。学び方さえ間違えなければ、通信制高校から大学への進学は十分に目指せます。

通信制高校出身だと内申に響いて大学進学に不利?

大学入試で重視されるのは「試験の成績」であり、通信制高校にかかわらず、出身校で進学が有利になったり不利になったりすることはありません。私立・国公立を問わず、一般的な大学入試では、ほぼ100%試験の成績で合否が決定します。申し込み時に調査書を提出するので、高校入試のように内申点が考慮されると考える人もいますが、出身校名で差別されることはないため安心してください。合格ラインに到達していれば、出身校にかかわらず入学できます。

通信制高校でも指定校推薦枠を狙える

大学入試は大きく分けて、共通テストと二次試験を経て合否が決まる「一般選抜」、指定校推薦などの「学校推薦型選抜」、そして「総合型選抜」(旧:AO入試)があります。専願(一校のみに絞る出願方法)でかまわないなら、一般選抜より学校推薦型選抜や総合型選抜のほうが、合格率は上がります。特に指定校推薦は、校内選考を通過すればほとんど合格率100%のため、日頃から真面目にがんばれる人にはおすすめしたい入試方法です。通信制高校でも大学への指定校推薦枠を持つ学校はたくさんあり、中には推薦枠が300校を超えるところもあります。

通信制高校の指定校推薦は全日制より有利?

指定校推薦は、大学側と高校間の信頼関係で成り立っている推薦制度です。通信制高校で指定校推薦枠を希望する場合、全日制高校よりそもそもの進学希望者数が少ない分、競争が少なくて狙いやすいというメリットがあります。

推薦の校内選考に残るためには、評定平均が5段階中3.5以上・出席率何割以上・学習態度などの各種基準(学校により異なる)をクリアする必要があります。通信制高校の場合、レポートの提出期限を守っているか、スクーリングの出席具合、定期試験での成績などが評価対象となります。求められる基準がそこまで高くないので、「真面目にやっていれば平均以上の評価をもらえる」という点において、通信制高校で指定校推薦を狙うのは、全日制よりもハードルが低いことは確かです。

注意点としては、推薦可能な人数が年度や各指定校によって異なることです。指定校推薦枠のある通信制高校に入ったからと言って、必ずしもその大学の推薦枠を自分が勝ち取れるとは限らないことは、覚えておきましょう。

志望大学への合格実績のある通信制高校を選ぼう

直近の合格実績が充実しているかどうか」は、大学進学を目指す人にとって高校選びに欠かせないデータです。同じ偏差値の学校だったら、大学合格実績が高い学校を選ぶのが一般的。しかし、通信制高校に偏差値は存在しません。一握りの特進コースのある学校を除き、学力テストを行わずに生徒を受け入れる通信制高校がほとんどだからです。

合格実績が充実している学校は、その大学への入学ノウハウを持っていると考えられます。行きたい大学や学科が決まっているのであれば、そのランクの大学への合格実績がある通信制高校を選ぶと良いでしょう。各校の進路実績はWEBなどで公開されているので、その情報を参考に、学校説明会などに参加してみましょう。なお、学校によっては、一握りの優秀な生徒のがんばりによって合格実績が高くなっている可能性もあります。個人の努力だけに頼った合格実績ではないことを見極めるために、全体の卒業率や進学率も確かめておくのが無難です。

一般選抜で進学を狙う場合、合格実績・卒業率・大学進学率の他に、チェックしておきたいのが以下の項目です。

  • 大学受験専門のカリキュラムがあるか?
  • 志望大学の受験情報(二次試験対策)や進路指導が充実しているか?
  • メンタル面のサポート体制はあるか?

期待したサポートが得られず、孤高の努力を強いられる結果にならない為にも、事前調査はやっておくに越したことはありません。入学前に学校見学や相談会に参加し、希望の学習環境が整えられるかどうかを質問して確認しておきましょう。具体的な質問例としては、「学習のペースメーカとなる定期面談やモチベーションの維持を助けてくれるカウンセリングはあるか」「模擬試験や夏期・冬期講習などの集中的に学べる機会はあるか」「二次試験や小論文対策はあるか」「合格した先輩たちのうちどの程度が塾や予備校を利用せず学校のサポートのみで合格できたか」などです。大学進学に力を入れている通信制高校なら、進路指導の先生がきちんと答えてくれます。

一般選抜での進学希望者は予備校へ通ったほうが良い?

自己管理の難しさ

通信制高校での大学進学率が低い理由の一つに、自己管理の難しさが挙げられます。単位制である通信制高校の特性の一つは、自分のデザインしたカリキュラムで学べる自由さです。ところが、自律性に任せられるということは、怠惰に過ごしてしまうリスクと表裏一体でもあります。進学希望者が少ない中で、自分を律して大学受験のためのスケジュールを管理し、勉強のモチベーションをキープするのは、簡単ではありません。やる気のある集団に身を置くことで、強制的に受験勉強モードになりたい人にとっては、予備校の併用も価値ある選択肢の一つと言えます。

一般選抜のための学力をつける必要性

通信制高校のカリキュラムは、授業時間がかなり少ない設計になっているため、一般選抜で通用する学力をつけるには、+αの学びが必要です。予備校へ通ったほうが良いという意見は、大学受験を前提としていない通信制高校のカリキュラム設計や、授業時間の少なさにも起因するでしょう。

しかし、個人の理解度に関わらず一斉に進められる予備校の講義形式は、マイペースで学習を進めたい人にはあまり向きません。全日制が合わずに通信制高校を選ぶ生徒は、どちらかというと集団授業よりマイペースに学ぶことで真価を発揮するタイプが多い傾向にあります。

予備校と提携した通信制高校の「進学コース」

近年、進学コースや特進コースのある通信制高校や通信制サポート校も増えてきました。学校によっては、受験特化型カリキュラムや予備校との提携により、全日制高校の進学校に匹敵するほど受験対策が充実している通信制高校・サポート校もあります。通信制高校は個別学習や少人数での学び、オンライン学習に強い学校が多く、「現在の理解度や苦手ポイントを個別に把握しやすい」「自分のペースで苦手科目を克服しやすい」といった、集団授業にはない強みがあります。自分一人のためだけのカリキュラムを組めることは、大きなメリット。マイペースに学力を上げたいなら、進学コースや特進コースのある通信制高校がおすすめです。

◆ 自分の偏差値を知りたい場合は公開模試を受けよう

通信制高校には偏差値がありませんが、予備校が実施している公開模試を受けることで、自分の学力を把握することは可能です。一般選抜で大学進学を目指す人は、各種公開模試を利用して、実力を測る目安にしてください。

国公立大学・難関大学を目指す際の通信制高校選び

一般選抜なら「共通テスト」と「2次試験」対策を

近年、学校推薦型選抜や総合型選抜の募集枠は増えていますが、国公立大学の募集枠の約8割を、一般選抜が占めています。国公立大・難関大学への進学希望者は、指定校推薦も視野に入れつつ、基本的には一般選抜での受験を前提とした学習計画を立て、合格可能性を上げるのが現実的です。

国公立大学の一般選抜は、基本的に「共通テスト」を1次試験的役割とし、大学ごとに実施される「2次試験」を経て、その総合点によって合否判定が行われます。国公立大学を一般選抜で受験する場合、「共通テスト」は避けられません。「共通テスト」で志望大学の合格圏内に入れる学力をつけるために頼りになるのは、予備校と提携している受験特化型の通信制高校やサポート校です。予備校の受験ノウハウと個別学習のいいとこ取りで、大学受験のための学習を効果的に進めることができます。

また、志望大学の直近の合格実績が充実している学校なら、ここ数年の2次試験の出題傾向も把握している可能性が高くなります。難関大学の入試を突破するために、「共通テスト」「志望大学の2次試験」両方に対策がある通信制高校・サポート校を選びましょう。個別学習に最適化されている進学コースなら、自分のペースで学力を上げることに専念できます。

まとめ

  • 通信制高校から大学進学を目指すなら、「高校卒業」ではなく「大学合格」をゴールとして明確に設定し、自発的に勉強する必要がある。
  • 志望大学や同ランク大学への直近の合格実績が充実している通信制高校・サポート校の、進学コース・特進コースがおすすめ。
  • 入学前に自分の希望するサポートが受けられるかどうか、学校見学などで進路指導の先生の話を聞いておく。合格実績以外にも、全体の卒業率、大学進学率も参考にしよう。
  • 日頃から真面目にがんばるタイプなら、推薦枠が多い学校を選んで指定校推薦がおすすめ。
  • 国立大学・難関大学を志望するなら、指定校推薦も視野に入れつつ、基本的には一般選抜での受験を前提とした学習計画を立てよう。
  • 予備校と提携している通信制高校・サポート校は、共通テスト対策に強い。
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